新中学1年生の保護者のみなさまへ

小田原漂情

小田原漂情

テーマ:総合学習塾・言問学舎

まもなくのご卒業おめでとうございます

 明日から3月。いよいよ、お子さんたちの小学校の卒業式が、近づいて来ましたね。当のお子さんたちより、保護者のみなさまの方が、何かと気ぜわしく、あわただしい毎日を過ごされているのではないでしょうか。また中学受験をなさったご家庭は、たいへんお疲れ様でした。それぞれに、進学先での準備に追われていらっしゃることでしょう。

 さて、中学校へ上がるということは、やはりお子さんたちにとっては、大きな転換点です。学校生活だけでなく、とうぜん日常生活も大きく変わり、また勉強の内容も、算数が数学になり、英語も今まで小学校で扱っていた内容とは、大きく変わるのですから。国語でも、受験をしていないお子さんはあまりしっかり習っていない「文法」を、ひととおり系統だてて、学んで行くことになります。

「中1ショック」について

 こうした変化の一時期を、「中1ショック」などと言う向きもあるようです。ただ、時代によって社会の状況が変わるとはいえ、その「ショック」の要因の一つに、「複数の小学校の卒業生が合流して、今まで知らなかった人たちと一緒になる」ことをも挙げている話を見ると、古い世代の私など、ちょっと「少子化時代ゆえの悩みかな」と、思ってしまいます。

 人口統計を見ると、丙午(ひのえうま)の1966年を除き、1984年までずっと、新生児の出生数は150万人を超えています(確認できるところで1907年以降)。つまり全国の一学年の生徒数がほぼ150万人以上で、小学校がどこでも3~5クラスあり、それらが地域の中学校で10クラス前後に編成されていた頃は、ごく当たり前のことでした(団塊の世代などは260万人以上であり、もっとすごかったそうです)。その頃は小学校でも、知らない子の方が多かったのです。

 現在、学年1、2クラスの小学校が多く、クラス外でもほとんどの子を知っているという状況では、「知らない人たちと一緒になる」ことが不安なのは当然のことかも知れませんが、つまるところ、高校へ上がる時、さらにその先の進学、就職の時点においても、必ず「新しい社会への旅立ち」、「新しい人たちとの出会い」は繰り返されるのですから、お子さんたちが中学校へ上がる時に新しい世界へ飛び出すこの機会は、難題として迎えるのでなく、ぜひ積極的にとらえていただきたいと思います。

中学生の勉強とメンタルをあわせてサポート

 私ども言問学舎は、もちろん学習塾ですから、「勉強」の面で、新中学1年生のみなさんを、サポートすることができます。進学先ごとに内容を詳述しますが、入学前の学習内容、4月からの時間割、指導内容のすべてが、新中学1年生をしっかり応援し、新生活に順応できるよう、バックアップするものとなっています。また思春期・成長期のお子さんをあたたかく見守ることでも定評があり、現体制となった平成24年以降、新中1生として4月を迎えた塾生は全員、中学を卒業するまで、言問学舎で学びつづけております(高校でも通いつづけ、大学受験まで学ぶ生徒もたくさんいます)。

 進学先ごとの内容ですが、とりあえずは区立中と、私立、公立をあわせた中高一貫校とに分けて、お話ししましょう(中1~中2段階での進度によっては、私立校でも区立中と同一のコースが適している場合もあります)。

区立中に進学される方

 区立中に進学される方は、入学式までの春休みの段階で、小学校の算数の復習と「正負の数」の予習、中学英語への導入、そして国語の読解の基礎と文法の基礎を、しっかり押さえておきます。

 そして4月からは、19時20分スタートの「部活応援型時間割」で、部活後帰宅して夕ご飯を食べてから十分間に合うスケジュールと、週3日5コマ3教科(国・数・英)の無理のないスケジュールで、十分な勉強と部活の両立、生活リズムの確立を、すすめてもらうことができます。

 特に言問学舎最寄りの文京六中は、数学の進度がとても速いので、六中進学予定で今まで算数が苦手だったお子さんは、算数(数学)だけでも早めに準備しておく必要があります。1科のみ受講もできます。

http://mbp-japan.com/tokyo/kotogaku/column/59016/ 中学生各学年のご案内

中高一貫校に進学される方

 中高一貫校に進学される方は、春休みの間に受験までの苦手領域(算数の「難問」は除外)を中心とした総復習と、中学校からの課題の対応をサポートします。また4月からは、国・数・英を1教科、週1コマから受講できる少人数クラスで、定期試験時などは学校別に対応します。

 また、センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」では、記述力・表現力が問われますから、受験で国語が苦手だったお子さんは、国語の本質を学ぶことのできる言問学舎で、早い段階からしっかり国語を勉強されるのがよいでしょう。

http://mbp-japan.com/tokyo/kotogaku/column/58563/ 私立中学生の国語の勉強について

春期講習&新学期入塾説明会

 来る3月4日(土)・5日(日)に、「春期講習&新学期土・日説明会」を実施します。詳細は以下のリンクよりご覧いただけます。ただいま年度末のため、無料体験授業も設定しやすくなっております(説明会前でも、あとでもかまいません)。新年度スタート前のこの機会を、ぜひご利用下さい。

http://mbp-japan.com/tokyo/kotogaku/column/59228/ 春期講習&新学期説明会のご案内

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP http://www.kotogaku.co.jp/

[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=c2OdlIl8T44

[[国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com]]

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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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