9月の入塾は、特にこんな方たちに向いています!
本コラムでは、3年前の2013年5月に、それまで東京都内私立中学入試の「2日校」であった本郷中学校が、「2月1日入試に参入」のニュースをお伝えして以来、毎年その後の動向についてもお伝えし、多くの方にお読みいただいております。今年もつい先日、同校の入試報告会に出席し、最新の資料をいただいて来ましたので、「2月1日入試参入」以来3年目の様子について、お伝えさせていただきます。
中学入試の応募者の推移
中学入試の応募者数は、今年2月1日が426名(←昨年415名←一昨年308名)、2日が1007名(←1020名←691名)、5日が771名(←777名←662名)だったとのことです。3回のトータルでは今年が2204名、昨年2212名、一昨年1661名となります。2年前の記事で、一昨年の1661名を、その前の年から「4%増」と記していますから、昨年、今年と、それ以前の3割~4割も多い応募者を、集めている結果となります。「受験者獲得」という視点からは、同校の「2月1日参入」は十分以上の結果を得ることができたといえるでしょう。
大学の合格実績は
また、今年の大学合格実績では、東京大学合格者が11名と、2ケタの合格者を出しております(全員現役)。これで東大合格者数は、7名→7名→9名→9名→11名という推移になります。この「東大2ケタ」について、学校から特に目立ったPRはありませんが、順調に全体の力を上げて来ている中での一つの結果、ということなのでしょう。東大・京大・一橋大・東工大の難関国立4大学合計の合格者数も、この3年間29名→30名→29名と推移しています。ただ今年の東大が全員合格であることと、難関4大学の現役合格が25名(昨年23名、一昨年24名)という点から考えると、全体の結果が安定して推移している中でも「じわり」と力を伸ばしているのかも知れません。MARCH+Gの合計が減少に転じたことも、「じわり」の一つの側面かも知れませんね。
今後への期待
以前からお伝えしております通り、本郷中学校・高等学校の現在の「高校生」は、「2日校」入試の時代に入学された生徒さんたちです。中学校が、今年から3学年「1日校」世代がそろう形になりました。大学の合格実績で言えば、00年代とは違う局面に到達している現在の本郷中学校・高等学校ですが、今後、東大の合格者数が2ケタに定着し、それが「20名」規模になって行くと、さらに異なる局面を迎えることになるのでしょう。
中学入試の実績と大学合格実績を中心にご紹介してまいりましたが、本郷中学校・高等学校は「強健・厳正・勤勉」の校訓のもと、文武両道、自学自習、生活習慣の確立の3つを教育方針として、「人間力と社会力を育てる教育」を実践しておられます。男子受験生には、安心しておすすめできる学校の一つです。今年、校長先生が代わられ、学校全体もさらに新しい雰囲気に、変わってゆくことでしょう。英語教育の新展開についても発表がありました。間近になってしまいましたが、今週末、5月14日(土)に、予約不要の学校説明会が開催されます。ご関心のある方は、ぜひ足を運ばれますよう、おすすめします。
本郷中学校・高等学校ホームページ
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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