山村暮鳥「風景 純銀もざいく」を朗読しました!

小田原漂情

小田原漂情

テーマ:小田原漂情

 今年いちばん最初に出た桜の開花予想では、東京が一番手で、その予想では今ごろすでに咲いているはずでした。春分の日に池上本門寺を歩きましたが、まだ梅園の方が盛りだったようで、桜はもう少し待たなければ、という感じを受けました。

 一方、菜の花はすでに、暖かい地方では咲きそろっているというニュースを目にします。また、「国語」においては、小学校6年生の教科書などに、「いちめんのなのはな」の繰り返しで知られる山村暮鳥の「風景 純銀もざいく」という詩が掲載されており、子どもたちの話などを聞いていると、例年まだ菜の花が咲いている4月の新学期早々に、授業で扱うことが多いようです。

 もちろん、私ども言問学舎でも、例年春期講習中に、新小6、新中1の生徒などに、教えます。この作品を「教える」というよりは「味わい」、もって日本語のしらべ、音韻を身につけることの一助とするとともに、この詩について「考える」ことで、国語を学ぶ上での大切なことを、経験してもらおうというスタイルです。

 昨年6月に「詩の朗読」をはじめた時から、今年の春には必ずこの詩を読ませていただこう、と考えておりましたが、ちょうど昨日、機も熟したと考えて、実施した次第です。ご家庭で「風景 純銀もざいく」を読んでみよう、考えてみようという方々のお役に立てれば幸いです。



国語力.com「鑑賞と学習」もご覧下さい。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師

小田原漂情プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼