国語に強い言問学舎・2016夏期講習の特色③<夏こそ勝負!の成功例・中>
鬼怒川水系や宮城県大崎市など、今回の関東・東北豪雨で深甚な被害に遭われた皆様に衷心よりお見舞いを申し上げ、亡くなられた方々のご冥福を祈念致します。
さて、私ども「教育」に携わる立場の者としては、その本義たる教育を通して、子どもたちと、その子どもたちが近い将来に人生を花開かせる未来のために、何ができるか、真剣に考え、一つずつの行動を積み上げて行くほかありません。
その意味で、「大学入試センター試験」を廃止して新しい試験制度がつくられると発表された前後から(さらに遡れば、「ゆとり教育」を含む長い試行錯誤の期間があるのですが)、「学力重視」の方向性とともに、「自ら考える勉強」の方向へシフトしてきた現在の「教育」を取り巻く状況について、私も私教育に携わる教育者の一人として、まずできることを、お伝えする務めがあると考えております。
とはいえ、大それた提言をしようということではありません。無論、私自身が教育業界に身を置いた1980年代後半から、固有の考えを持ってはおりますが、現在経営している言問学舎の塾生、保護者の方々と、本コラム(当サイト)をお読み下さる方々に、直接お役に立つ内容をお知らせすることが、私のなすべきことでありましょう。
そこで、「2学期を有効に」ということを、今日のテーマとさせていただきました。ひと口に「2学期」と言っても、対象となるお子さんたちの年代、学年によって、もちろんその内容は一様ではありません。端的に言って、「大学入試センター試験」自体、いまの小学生のお子さんたちには、まったくかかわりのない「制度」になる方向性なのですから。
また、受験生か、そうでないかということによっても、状況はまったく異なります。たとえば高校受験に臨む中学生なら、3年生は2学期に入って「もう本番だ、頑張らなくちゃ!」と思う人が半数を超えていると思われますが(「一般論」です)、2年生では、受験のことを真剣に「当事者」として考えている人は、まだ非常に少ないのではないでしょうか。小学5年で中学受験を予定している人は、「受験体制」としては万全ですが、「自覚」としては、どうでしょうか。またすでに「受験」を経験している高校2年のみなさんは、いかがですか?
ここまで「受験」に焦点を当てて来ましたが、じつはすべての学年、年齢の方に、「2学期ならでは」の、大きな環境面での特徴があるのです。それは、物理的に見ても2学期は「一番期間の長い学期」であり、学校のカリキュラムでも、一番時間のかかる、大事な領域を勉強する時期だ、ということです。受験学年の場合は、加えて「受験へのプレッシャー」という、メンタル面のもっとも大きな戦いに直面します。
こうした時期だからこそ、季節の快さとは別に、昔から「学問の秋」と言われて来たのでしょう。10月までは学校行事も多くありますが、1学期よりはずっと落ち着いて勉強できるのが、この「2学期」です。先々の進路を見すえる上でも大切なこの「2学期」を、ぜひ有効に過ごして下さい。落ち着いて、じっくり腰をすえて勉強することで、学力に加え、集中力と忍耐力を養うことができます。「自分で考える」力も、この2学期こそもっとも取り組みやすく、身に着けやすいものだと言えます。
言問学舎では、現時点では全学年の全コースで、「2学期にきちんと勉強したい」とお考えのみなさんのご来塾を、お待ち致しております。
※大学受験、中学受験(現在は国語のみ受け入れ可)、高校受験の順に、クラス締切となる見通しです。いまお悩みの保護者、受験生は、お早めにご相談下さい。
◇本年度より、大学3年生(「就活生」)向けの「spi対策講座」も開講致します。詳細ご案内は近日中に掲載致しますが、お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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