私立中受験<男子>に大きな変化?2月1日入試に本郷中が参入!
明日は年度の区切りとなる3月31日。4月から、新しい年度のはじまりです。小学4年生以上の授業内容はご案内ずみですので、今日は新小学1年生~3年生の指導内容について、ご案内させていただきます。
新小学1年生
「ことば」と「数」を、身のまわりのことからスタートして、少しずつ確実なものにして行きます。4月の新入学時点ですでにひらがなが書けるお子さんの場合、学校の進み具合に合わせ、筆順を含めて書き方の再練習を、習いはじめのお子さんなら、「あいうえお」「じぶんのなまえ」の順で、ゆっくりていねいに教えて行きます(学校での進み方よりは、速いです)。
数や計算についても同様です。計算がある程度できるお子さんは、学校の「先どり」をしながら、2年次、3年次を見すえた数の概念(のベース)を育てます。数の大きさから入るお子さんも、段階を踏んできちんと身につくように、1から10、10から20、そして50、100へと、あとで習うことの土台をつくって行きます。計算も、適宜組み合わせて教えます。
新小学2年生
算数は、かけ算九九という、今後一生使って行く手足のようなものを習います。「暗誦」して覚えるのが基本ではありますが、並行して、「5×5」は「5+5+5+5+5」であることを、徹底します。具体的には、「5×1」は「5+0」(「5」)からはじめて、「5×9」のあと、「5×10」まで、ノートに書かせます。暗誦だけで九九をおぼえて、先へ行って「×10」に進む時、つまずく子も多いのです。またこのことは、十進法の概念形成にも役立ちます。
ほかにもくり上がり、くり下がり、文章題。先へ先へ進むのではなく、進度が速い時は(おおむね学年後半)これらの融合した文章題の応用問題にチャレンジし、応用力・思考力を高めて行きます。
2年生までは、国語は「生活」と隣り合っています。作文で、「家族と一緒にしたこと」を、お仕着せでなく書かせたり、学校の教科書を一緒に音読して、気づいていなかったことに気づかせたり、引き出したり。生活の世界が広がってゆくのと並行して、読む世界も広げて行きます。2年生の段階では、まだ本人のとらえられる対象範囲に沿って、少しだけ未知の領域へふみ出す程度のものを読ませるのが効果的です。そして「ことば」のひき出しをふやしてあげることで、感じる力、考える力を豊かにして行くのです。
新小学3年生
国語では、「何をした」「何があった」から、「なぜ、そうなるのか」「そして、どう思ったか」などと、世界が広がってゆく時です。2年生までとくらべ、物語文で読める範囲(内容的なもの)が広がります。「身のまわり」から、様子を見ながらどんどん世界を広げて行って、いろいろな文章を読ませる時期にさしかかるのです。
いっぽう、反復してカタカナの確認をしたりもしますが、より以上に、「カタカナで書くことば」を自分でさがさせるなどして、語彙(ごい)をふやし発想力をつけることが重要です(ハンバーグ、チョコレート、シュークリームなどふだん身近なものでも、「さあ、カタカナで書く言葉をさがそうね」と課題にすると、意外なほどに考えこんでしまう子が多いものです)。カタカナ以外の言葉ももちろんですが、語彙をふやすことで、イメージ力をつけ、読む力、考える力を、あわせて養って行きます。
なお本来、「10歳までの国語教育に文法は不要」というのが言問学舎の教育方針ですが、学校その他でどうしても触れることになるので、誤った理解を避ける意味で、3年生から少しずつ、主語・述語等についても教えて行きます。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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