文京区の言問学舎・2015年度小学生の指導内容のご案内~<新5年生・4年生>

小田原漂情

小田原漂情

テーマ:総合学習塾・言問学舎

 昨日、うれしい知らせがありました。単純な「お試し受験」ではなく、進学も視野に入れた本当の「併願校」として、東海大学付属浦安高等学校中等部を受験した塾生が、苦手だった国語で成功し、見事に合格してくれたのです。この子も小5の秋遅くから中学受験をめざした子ですから、喜びもひとしおです。少人数制で小規模な塾として、一人一人に密着して指導する言問学舎の真骨頂を、受験生が身をもって示してくれました。

 さて、本日は、新4年生と新5年生について、ご案内申し上げます。

 小学4年生は、今までまったくの「子ども」だったお子さんたちが、大きく変わりはじめる最初の段階です。昨今注目されている「小・中一貫校」で、4年生と5年生の間に仕切りが設けられるのも、ここに理由があります。

 国語指導、あるいは生徒指導の面から見ていると、「満10歳」を通り過ぎるこの時期に、たとえば「羞恥心が強くなる」といった、大きな「心の変容」の端緒があります。「面白い」「楽しい」「うれしい」といった、直接的な感情に加え、「悲しい」「切ない」などのやや複雑な心の動きが、自覚されて来る頃と言えるのではないでしょうか。

 もちろん低学年でも「かなしい」という感情はあります。ただ、あることがらに対してストレートに感情が「悲しい」と訴えるのと、対象となることがらに付随する道すじにからめて「悲しい」と感じることには、差違があります。その差違を、単純にできごとの順でなく、因果関係を把握して感情としてとらえることに、大きな違いがあるのです。

 また、国語で言えば、この年代に、「抽象的な考え方」の萌芽がみられます。算数なら、線分図などで図示しなくても、文章から直接読みとり、頭の中で図式的に整理できる力を身につける、一番大事な時期でもあります。

 新小学4年生、5年生のお子さんたちには、学力・情緒の両面から、この時期がもっとも大切な時期でしょう。特に国語では、知識ではなく文章、言葉のリズムから、その楽しさと本質を身につけられる、かけがえのない時期でもあります。6年生では試験問題への対応に力を割く必要もありますが、4年生、5年生では、「国語そのもの」の楽しさ、本質を、きちんと身につけていただくことができるのです。

 そして算数は、あとになってもついて来る「割合」や、「小数の単位(の変換)」など、授業で習っただけではかんたんに身につかない、大事な単元があります(4年生は小数、分数を本格的に習い、面積で広がりを学びます)。

 これらの「将来に至るまで大事なこと」と、「国語の本質」を、言問学舎では大事な小4・小5の時期に、身につけていただくことができます。もちろん5年生は中学受験に向けて、2年間の受験体制をスタートさせます。

 詳細は電話・メールで、お問い合わせ下さい。無料体験授業・保護者面談(入塾相談)のWeb予約システムもあります。言問学舎ホームページよりご利用下さい。


国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP

[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]

[[国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com]]

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ東京
  3. 東京のスクール・習い事
  4. 東京の学習塾・進学塾
  5. 小田原漂情
  6. コラム一覧
  7. 文京区の言問学舎・2015年度小学生の指導内容のご案内~<新5年生・4年生>

小田原漂情プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼