国語に強い言問学舎・2016夏期講習の特色③<夏こそ勝負!の成功例・中>
新学期がはじまって、一週間が過ぎました。新1年生のみなさんは、新しい環境のすべてを知るのには、まだ時間がかかるでしょうね。友だちはできましたか?焦る必要はありませんが、落ち着いて学校生活を送れる関係が、はやくできるといいですね。
さて、新中学2年生のみなさんが高校受験をする平成28年入試から、東京都立高校の一般入試(学力検査に基づく選抜)のしくみが、変更となります。都教委のホームページの発表をお読みになったり、学校の先生からお聞きになったりした方もあると思いますが、今日はこのことをわかりやすく、お伝えしたいと思います。
変更点は、大きく言って以下の通りです。
①全日制の前期入試では、すべての学校で入試点:内申点が7:3となる。
→これまでは6:4、5:5と、内申のウェイトが大きい学校もありました。
②分割後期・二次募集では、すべての学校で6:4となる。
→これまでは一部に5:5の学校がありました。
③実技4教科の評定が、内申点算出に際して「2倍」とされる。
→これまでは1.3倍でした。実技4教科の定期試験対策が、より重要になります。
④「特別選考」(全体の10%を入試点のみで選ぶなど、独自の方法で選抜)が廃止となる。
→内申点が足りない人の「一発逆転ねらい」が、できなくなります。
分割募集(前期/分割後期)については継続され、「特別な教育課程を実施している学校について例外的に」、傾斜配点も実施されます。また、外国籍の受験者に対し、「特別措置について検討」することが、示されています。
受験指導の現場、あるいは実際の受験者、ご家庭の立場で考える時、従来とくらべて、次のような点に注意が必要となりそうです。
・旧第1学区から第6学区まで、すなわち23区内の学校のうち、26年入試では63.3%が「7:3」の配分でした。もともとこの層を志望する受験者にとっては、内申に占める実技4教科のウェイトが大きくなります。定期試験で9教科の勉強をしっかりやることが必要になります。
・「特別選考」も廃止となります。内申点の確保、アップが、従来以上に重要となります。
・これまで「6:4」「5:5」の学校に関しては、内申より当日の入試点のウェイトが大きくなります。入試対策に力をふり向ける必要が、より大きくなります。もちろん、実技4教科の勉強をきちんとやる必要があるのは、同じです。
・繰り返しますが、この新しい仕組みで高校受験に臨むのは、この春中学2年生になった人たちからです。3年生は、今まで通りの仕組みです。
塾としては、以上の点に注意しながら、より綿密な受験対策をすすめること、1年、2年の時点から、実技4教科に対しても何らかのサポートをすることを検討中です。都立高入試の変更内容についてより詳しくご覧になりたい方は、以下のリンクより東京都教育委員会の発表した内容をお読み下さい。
★東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書について
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2014/pr140123a/besshi.pdf
★東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2014/pr140123a/houkokusho.pdf
※当サイトの記事においては、東京都教育委員会で用いられている公式の用語の一部について、一般的に通りがよくわかりやすい表記、単語を用いています。受検→受験、調査書点→内申点、学力検査→入試、などです。ご了承下さい。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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