国語に強い言問学舎・2016夏期講習の特色③<夏こそ勝負!の成功例・中>
かねて注目しておりました東京都立高校入試における「広尾高校・男子」の受験状況ですが、最終応募者数213人に対して昨日の受験者数は177人と、56人が受験しない結果となりました。これは日比谷男子の95人、戸山男子の73人、西男子の68人、日比谷女子の63人に次ぐ数字です。ほか国際が男女計で89人、新宿が男女計で49人、受験せずという結果が発表されています(ちなみに広尾女子は16人)。
この時点で、募集定員(81人)に対する広尾男子の倍率は、2.19倍となっています。これもお伝えしております通り、この数字がそのまま「実質倍率」となるわけではありません。受験者数の177人を、28日に発表される「合格者数」で割った数字が、「実質倍率」となるのです。従って、最終的にどのような数字が今年の広尾男子の実質倍率となるのか、まだわかりません。
いずれにせよ、願書締め切り後の志願者確定時倍率2.90倍より低くはなりますが、昨年の1.96倍を上回る可能性が高いと思われます(男女別定員緩和のため、合格者数が定員より少なくなり、現状より倍率が高くなる場合もあります)。「広尾高校・男子」が実質2倍を超える超人気校として定着するのか、来年受験のみなさんは、今後の動きに、大いに注目する必要があると言えそうです。
その他の各高校についてですが、1000点満点の合格ラインが660点以上の各校は、2クラス募集の(中高一貫)併設型を除き、今年も高倍率となっており、現時点で1.5倍を下回っているのは、以下の各校です。
目黒男子1.38倍 目黒女子1.33倍 井草男子1.38倍 城東男子1.39倍 城東女子1.10倍
昨年、一昨年と比べると、広尾など特に高倍率になっている高校がある一方で、全体の印象としては、倍率の上ではわずかにゆるやかになったか?というところでしょうか。
何にしても、毎年受験生が口にする言葉ですが、「発表まで待ち遠しい、気が気でない」数日間が続きます。あわせて中学校では、今日から学年末試験を実施するところが多いことでしょう。今はとにかく、長い間の受験勉強の疲れを癒して下さい。
(おことわり:正式には、都立高校の「入試」は「入学者選抜」の「学力検査」であり、本稿で「受験者」などと表記している「受験」という用語は「受検」が正しいです。しかし本稿では、受験生、保護者一般の語感に従って、「受験」として統一させていただいております。また検証している対象は、主として23区内の全日制普通科としております)。
なお、「入試対策」としてお伝えしていた「新課程」の内容ですが、数学では2次方程式の「解の公式」、資料の散らばりと代表値(啓林館版教科書の章名)の中から「中間値」、作図で「回転移動」、理科ではイオンが出題されたほか、視覚的に形式を一新した問題が見られます。社会の記述も昨年に引きつづき4題出されました。入試方式の変更と合わせ、来年、再来年の都立高校受験では、今まで以上に入念な準備が必要になりそうです。
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