国語に強い言問学舎・2016夏期講習の特色③<夏こそ勝負!の成功例・中>
本年度の都立高校入試は、先週木曜日(13日)に願書取り下げ、金曜日(14日)に再提出が行なわれ、出願確定時2.90倍と注目された広尾高校は、235人から213人へと、出願者が22人減る結果となりました。
これで最終応募段階での倍率は、「2.63倍」となりました。前にもお伝えした通り、これが「最終=実質倍率」ではありません。最終的な志願者数は213人で確定しましたが、当日受験しない人がいることと、広尾高校自体が定員通りの合格者とはしない可能性が高いからです。
ちなみに広尾高校男子の昨年は、166人の確定志願者に対し、実受験者は141人で、当日25人が、受験していません。そして合格者数は、定員80人に対し72人となっています(定員より合格者が少ないのは、男女別定員を緩和する学校だからです)。結局141÷72=1.9583・・・を四捨五入した1.96倍が、昨年の実質倍率ということです。
男女別定員のことは別にして、どの高校もだいたい同じような状況で、実質倍率が決まります。そして、1.5倍、1.6倍というような倍率の学校の場合、「3人に2人が合格」という率にはなりますが、そのぐらいなら、「目安」とされている合格ライン(1000点満点の得点ライン)が、大幅に変わるということはまずありません。つまり、広尾のように2倍を大きく超えるケースでなければ、今まで目標としてきたことをしっかりやり、必要な点数を取れば受かるのです。このことを、きちんと押さえていただきたいと思います。
ほかに志願者の増減が目立ったのは、次の学校です(カッコ内が人数です)。
男子 豊多摩(-17)鷺宮(-22)文京(-17)大山(-29)小岩(-26)
松原(+25)光丘(+15)江北(+18)
女子 雪谷(-20)大崎(-15)北園(-15)文京(-22)江戸川(-18)小岩(-17)
江北(+15)足立(+15)城東(+16)東(+21)
男女とも、15名以上の増減のあった高校を挙げてみました(23区内)。また志願確定倍率で2.5倍を超えている高校は、次の通りです(23区内)。
日比谷男子2.99 三田女子2.55 戸山男子2.66 広尾男子2.63 広尾女子2.71
ただし、日比谷の男子は毎年100人以上が、受験していません。ここに挙げた他の高校も、日比谷ほどではありませんが、当日受験しない人が、相当数いる学校です。詳しくは、各校についての資料をご覧下さい。
あと5日間、もっともきびしい時期ですが、倍率や噂に惑わされず、やるべきことをやり切った受験生こそが、合格の喜びを勝ちとれるはずです。最後まで気をゆるめることなく、頑張って下さい。
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