都立高校出願者数確定~広尾男子が2.9倍!

小田原漂情

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テーマ:総合学習塾・言問学舎

 今日は大変な大雪となりました。大学受験のみなさん、お疲れ様でした。また明日受験の方は、大学、交通機関の情報等に注意して、間違いのないように試験会場に向かって下さい。

 さて、一昨日、昨日とも大学受験指導を中心に忙しく、帰り際に都教委ホームページの出願状況をプリントアウト、帰りの電車の中でチェックしました。

 やはり今年も、中堅以上の学校が軒並み高倍率になっていますが、中でも驚いたのは、広尾男子の2.90倍(初日2.89倍)です。手元に資料のある平成14年以降について、同校の出願確定時倍率(2日目終了後)を、一覧にしてみました。


      定員  志願者数  倍率 
平成14年 86   133    1.55
平成15年 84   147    1.75
平成16年 83   112    1.35
平成17年 83   111    1.34
平成18年 83     88    1.06
平成19年 79   147    1.86
平成20年 79   133    1.68
平成21年 80   178    2.23
平成22年 79   133    1.68
平成23年 77   120    1.56
平成24年 76   155    2.04
平成25年 80   190    2.38
平成26年 81   234    2.90


 一覧に見る通り、特に平成19年以降高い倍率が続いてはいましたが、今年は、昨年大泉の学級減の影響が北園に流れたとみられるような、大きな変動要因はありません(1クラスの増・減はあります)。その中で3倍近い高倍率になるとは、ちょっと予想しがたいことでした。(旧)学区は異なりますが、三田の合格ラインが大幅に上がってきたこと、広尾高校自体の変化が、人気を集める原因の一端となっているのでしょうか。

 詳しくは機会を改めることとして、広尾に限らず、先にお知らせした「願書の取り下げ・再提出」(志願変更)も、各エリアで重要なポイントになりそうです。広尾など高倍率の学校では、かなりの数の取り下げ者が出ると思われますが(昨年の北園の男子は19人)、取り下げをするかどうか、悩む人が多い中で、結果として各校の志願者数にどのような変化が生じるかは、14日の再提出後の集計発表(確定志願者数)を見るまで、わかりません。「取り下げ・再提出」をした方がよいか、しない方がよいか、それは一人一人が各自の状況において決断するほかないのです。

 私自身は、ここ数年来、「取り下げ・再提出」を積極的に活用するべきと考えておりますが、再提出先は十分に検討なさって下さい。微力ではありますが、お困りの方のご相談にも対応させていただきたいと思います。  

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小田原漂情
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小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

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