平成26年版・言問学舎の指導内容のご案内~第5回<新中学1年生~3年生>について

小田原漂情

小田原漂情

テーマ:総合学習塾・言問学舎

 今日2月6日木曜日は、東京都立高校入学試験(学力検査)前期日程初日の願書提出日です。多くの中学生が、朝の登校後、希望と不安を胸に、それぞれの志望校に向かったことでしょう。

 希望と不安は、私ども受験指導をする塾の立場の者にとっても同様です。今夜7時か8時過ぎには、今日の段階の志願者数が発表されます。例年、2日目に増えるのは全体から見ればごく一部ですから、大勢は今夜決する、とみて良いのです。

 「大勢が決する」とは、もちろん合否についてではありません。出願状況によって、当サイトでも何度かお伝えしている、「願書の取り下げ・再提出」等を検討する必要が出て来る、そのことを指します。

 さて、そのような一日ですから、今日は中学生の指導内容の特色について、ご案内したいと思います。中学生については、成績はもちろんのことですが、言問学舎ならではの特徴として、特に精神面の成長に対する配慮を重視しています。


新中学1年生・2年生について



 中学1年生・2年生では、おおむね偏差値60くらいまでの人の場合は、「復習が肝心」です。特に1年生は、新しく「中学校の領域」のものを習うので、先を急ぐよりも習ったことの「定着」を主眼としましょう。

 そして中学2年生は、極言すれば「学力」以上に「精神面」の成長を待つのが最重要課題です。なぜなら中2は、「思春期」のはじまり、その最たる時期だからです。もちろん、順調に勉強が進み、学力が伸びていれば問題ないのですが、そうでない場合にも、焦ることは禁物です。

 この年齢の子どもが悩むのは、勉強と学校のことだけではありません(もちろんどの学年でも同じですが、標準的に見て、それが一番強いのが、中学2年です)。中学校の3年間を通して見る時、中2の一年間は、じっくり育てる期間と言っていいでしょう。

 言問学舎の中1・中2の指導の根本は、こうしたことをふまえて、高校受験で成功するために必要な勉強を、じっくり積み重ねることにあります。もちろん、中学生ですから、内申点アップの指導を重視しており、徹底した定期試験対策で、中間・期末テストでの得点アップを図り、結果を出させます。また提出物をきちんと出すように、などの指導も、中1の時点から重視しています。これらのことが中3で実を結ぶように、メリハリをつけ、塩梅を加減して、うまく生徒をリードして行くことで、最終的な受験の成功につなげて行くのです。

新中学3年生について



 中学3年生は、言うまでもなく「勝負どき」です。部活動の有無、運動部か文化部か、目標とする学校の学力レベルは、などいろいろな要素がありますが、すべての子に共通するのは、高校入試を成功させる必要があるということです。公立中への進学という行き場もある中学受験、一年後の再チャレンジ(いわゆる浪人)という選択肢もある大学受験とは、ここが大きく違います。

 東京都の中学生の場合、大半の高校受験において、内申点(おおむね3年2学期の通知表の評定)が大きなウェイトを占めます。従って、特に2学期の期末に向けて照準を合わせ、評定を上げて行くことが求められます。来年から都立高校の入試では制度の変更が予定されていますが、都立推薦入試や他道府県の制度改革の流れ、大学入試の改革の方向性などを見ても、内申点の配分が極端に少なくなる可能性は、低いだろうと思われます。

 折りに触れてご案内しております通り、弊社は入試の仕組みや制度の変更といったことにはいち早く対応していますので、新たに高校受験をめざすお子さんたち、ご家庭のご心配にも、的確な対応でお応えすることができます。

 受験勉強において何より重要なのは、とにかく本人が「やる気」になることです。ほとんどすべてのお子さんに、中3の受験期を迎えるまでの3年間の「どこかのタイミング」で、心の奥深いところに「さあ、やろう」という火のともる時が訪れます。中学3年間の指導のうちでもっとも大切なのは、「その時」をうまく見つけ、引き上げることだ、と言っても過言ではないほど、「やる気」「燃えどき」をつかまえるのは重要で、また難しいことでもあります。逆に子どもにとっては、自分でも気づきにくいそのチャンスを見つけてあげ、集中して勉強できる環境を整えてあげることが、周囲の大人にできる最大のサポートだと言えるでしょう。

無料体験授業、入塾ご相談等について


 新中学1年生~3年生とも、体験授業・ご入会は、随時お受けしております。特に新中3となる現2年生は、今月末の学年末試験に向けて、無料体験授業をご活用下さい。一週間の体験後、ご入会決定の方は、そのまま学年末試験終了まで、無料体験授業を延長させていただきます。ここから春期講習にかけて、1・2年領域の復習確認を徹底することが、受験の成功につながるだけでなく、いま考えている目標より1ランク、2ランク上をめざすことにつながります。

 新中2となる現1年生も、無料体験授業の扱いは一緒です。新学習指導要領によって学習内容が厚みを増している現在、以前にもまして、「復習」の時間はなくなっています。まずは学年末試験で成績を上げ、春期講習で1年生の「復習」をきちんとしてから、2年生となる新学期を迎えましょう。

 そして新中学1年生は、体験授業を利用して、まず「小学校の復習」に取り組みましょう。また「中学準備英語講座」(2月15日スタート)では、「中学の英語」に入る前の段階で、英語そのものに親しむ勉強の機会があります。ゆとりのあるスケジュール、カリキュラムで、安心できる中学へのスタートの準備ができます。お早めにご相談下さい。

※言問学舎では、4月1日からの消費税改定に伴い、「みなさまの家計とともに歩む」ことをモットーとして、わずかずつではありますが、全学年において月謝の本体価格引き下げを実施します。詳細は下記よりご覧下さい。

4月1日以降の月謝について 

平成26年入試合格速報
 

第1期入塾説明会を、2月8日(土)、11日(火・祝)に開催します。



国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP

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http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]

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http://www.kokugoryoku.com]]

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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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