１０月の入塾は、多くの意味で大チャンスです！
今日で7月が終わりとなります。今日から明日、7月から8月へ月が変わることに、大きな違いを感じる子どもは、まず少ないでしょう。特に年齢が低いほど、一日ずつの生活を送ることが視点の大半ですから、日付さえもあまり意識していない場合が多いですね（受験生がこれでは、ちょっと困るのですが）。
もちろん大人であっても、「7月」と「8月」に特別な違いがあるわけではなく、その点は私も同じであります（8月には考えるべきこと、それに付随する「日付」が多くなりはしますが）。営業成績などを月末で締める人の場合は「月替わり」には大きな意味があると思われますが、それは毎月のことであって、「7月」と「8月」の違いという意識は、さほどのものではないでしょう。シーズンの影響が大きい業種に就いている人だと、ここでの月の違いを、強く認識するかと思います。
ところで、じつは子どもたちにとっての「7月から8月への月替わり」は、かなり大きな節目となる時なのです。なぜならここを境として、夏休みがどんどん終わりに向かって加速して行く、そのはじまりの時にほかならないからです。まだまだ先はひと月もある、と思っていると、あっという間に、あと20日、あと10日、というふうに、終わりの時が近づいてきます。覚えのある方も多いのではないでしょうか。
これは宿題を、「まだ間があるからいいや」と思ってのんびりしている場合に、もっとも切実に感じられることであります。だから1日ずつ減って行く夏休みを最後まで楽しむためには、宿題の中でも面倒なものを早めに処理して行くことが、その大きな助けとなるのです。
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小田原漂情
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