国語に強い言問学舎・2016夏期講習の特色③<夏こそ勝負!の成功例・中>
大半の公立(区立)中学校では、明日が一学期の終業式で、そのまま夏休みに入りますね。長い夏休みですが、特に中学生のお子さんたちは、その学年なりに、私生活と学校の諸活動、そして勉強のバランスをうまくとり、有意義な夏休みにして欲しいと思います。
学年なり、ということですが、3年生はもう「受験一色」に、するべき時期です。運動部なら部活動ももう卒業しているか、順次そうなってゆくでしょう。何も起きている時間のすべてを勉強に充てる必要などはありませんが、やるべきことをきちんとやり、夏休みが最大のチャンスである「大幅な学力アップ」のために、集中して下さい。
2年生は、中学生活のちょうど真ん中。気持ちの上でも振幅の大きい年ごろですから、いろいろなことがあると思います。ただ、勉強の上では、中学入学時から今までの総復習ができる大事なチャンス。気を抜かずに取り組んで下さい。
1年生は、ほとんどの人が、「5」「4」「3」「2」「1」という数字での「評定」のついた通知表を、はじめてもらうことになるでしょう。この数字の持つ意味を、少しずつ理解して行き、中学でのゴールである高校受験とはどんなものなのか、知ることが大切です。そしてこの夏休み、一学期に習ったことの復習をしっかりやって、「わからないこと」を残したまま、二学期に入らないようにして下さい。
さて、タイトルに挙げている「内申点」は、高校受験時に用いられる「調査書点」のことで、通知表の評定が、そのもとになります。東京都では、だいたい3年二学期のものが使われます。
ただ3年二学期とは言っても、二学期の定期テストの点数だけに基づく評価ではありません。3年次の一学期・二学期トータルの成績が、そこに反映されます。
そして3年生の履修内容は、1・2年生の領域を理解していて、はじめてできる内容です。また、2年生の間に「2」や「3」だったものが、3年生になって急に「4」「5」に上がることは、めったにありません。
ですから、3年生がこの夏休みに死に物狂いで勉強するのはもちろん、2年生や1年生も、「まだ先のこと」と思って、のんびりばかりしているわけには行きません。その報いは、てきめんに、3年生になった時の自分にあらわれてしまうからです。
※高校入試と内申点の関係について、最新のデータに基づいての詳しい解説を、「国語力.com」内の『言問だより』欄に掲載しました。下記よりご覧下さい。
国語力.com
言問だより「高校入試における<内申点の重要性>についてお話しします」へどうぞ!
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
[[文京区の総合学習塾・言問学舎http://www.kotogaku.co.jp/]]
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