高齢者の住み替え・空き家・相続・財産管理の「困った」を解決します（3/3）

高齢者と家族、ともに幸せな暮らしのための法的な枠組み支援

高齢者の不動産問題・家族信託や後見制度などの活用による財産管理や継承は、最終的にはすべて相続問題につながっています。藤井さんは、不動産と財産・相続問題は切っても切り離せず、だからこそ「窓口が1つである必要がある」と語ります。

「手書きの自筆証書遺言などの場合、ご本人の死後、裁判所の検認手続きの結果無効になる可能性もありますし、その真偽を巡って争いの原因にもなりかねません。また、住宅売買の際の税制の優遇措置、自宅の売り出し方によるメリット・デメリットなどもきちんとご説明しています。面倒な手続きなど、お客様にご負担をかけずどれだけスムーズに『その方らしい暮らし』を続けていただけるか、そのことを優先して問題解決に当たっています」

クライアントと心の通ったお付き合いをする藤井さん、時には食事に誘われ楽しいひと時をともにするそうです。「あるご夫婦は、『食事にいこうよ、藤井さん』と誘ってくださいます。お目にかかると必ずと言っていいほど、次回の約束をされるんです。私と会うことが日常の励みや張り合いになっているようで、とても嬉しいですね」。高齢者の暮らしを守るために奮闘している藤井さん、優しい表情をさらに崩し、嬉しそうな笑顔が印象的でした。

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