高齢者の住み替え・空き家・相続・財産管理の「困った」を解決します（1/3）

高齢者と家族の不安を解消し、その人らしい暮らしを守る

高齢者の自宅から高齢者向け住宅への住み替え、それに伴う空き家問題、財産管理、相続。高齢者とその家族が直面する心配事に対して、同じ一つの窓口で支援・解決に導いている「一般社団法人日本シルバーサポート協会」代表の藤井智英さん。不動産業界で20年以上活躍した藤井さんが、高齢者の抱える問題に特化した事業を立ち上げよう、と志した理由を教えてもらいました。

「不動産の仕事をしている中で、近年、ご高齢のお客様が増えていました。お話をお聴きしていると、単なる不動産のご相談にとどまらず、付随する様々な心配事をお持ちだということに気がつきました。実は、ごく一般的な自宅などの売買に比べ、高齢者の方の住まいの売買は特殊です。自宅売却の依頼先、施設入居の相談先、入居資金の準備計画、引越しの際の家財をどうするか、自宅の名義が亡くなった伴侶だった場合の手続き、などそれぞれ相談先が異なるのです。こうした煩雑な問題を窓口一つで解決する受け皿が必要だと痛感しました」

そして、高齢者とその家族の負担を減らし、法務的・実務的なサポートのためには、宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーの資格の他、行政書士も必要と考え資格取得後、独立しました。藤井さんは現在、高齢者の心に寄り添い、悩みや困りごとを丁寧に聴きながら、相手に合わせたサービスを提供しています。

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