〈医学部生へ〉 知っていると得! 試験での評価の仕方
こんにちは!生物選択の医学生さんから、「大学に入ってから、物理が分からない」と相談を受けましたので、コラムを書いてみたいと思います。
生物選択って、意外と大変!
実は、大多数の受験生が、物理を選択して医学部に入学します。
それでも、生物を受験科目に選んだ人はいるでしょう。
実は、生物を選択したからと言って、大学の生物の授業が楽になるかと言われると、意外とそうでもありません。
↑よく使われる分子生物学の教科書です。もちろん、生物選択をして入学をしても、初めて習う事がほとんどです。
その場合は、大学の物理の授業で少し苦労することになるかもしれません。
理由は、物理という、ほとんど触らなかった分野を勉強しなければならないからです。
「物理学」とは何だろうか?
ここで、そもそも「物理学とは何か」を考えてみましょう。
物理の漢字を分解すると、「物」の「理(ことわり)」となりますね。
つまり、「この物体は、どのような条件下ではどういう動きをするのか?」ということを研究する学問です。そしてこれが、「物理学」の「本質」です。
公式をどう使うか?
そして、物理は、たくさんの公式が登場します。
試験では、その公式が使えるかどうかを問われることが大半だと思われます。
公式を使いこなすには、「その公式の成り立ち」から考えていくことが、一番の近道になります。
公式とは、様々な事象から導き出される、共通の部分を形にしたものです。したがって、「公式の成り立ち」から考えることが、「本質」の理解につながるのです。
ですが、ここで、大人の事情が絡んできます。医学部生には、時間が無いのです。すべての公式を「どうしてこの形になるのか」という「本質」から考えていくと、恐ろしく時間がかかります。
どこかで、「これはこういう形なんだ」と割り切っていくことが必要になります。
ですので、この科目に関しては少し違ったアプローチを考えていきましょう。
物理は数学と同じだ!
公式の成り立ちという本質から全てを勉強するには、時間がありません。
それでも、その公式を使った問題が解けなければ、単位を落としてしまいます。
そこで、受験生の時に数学はどう勉強したか、思い出してみてください。
実は物理と数学、特に高校数学には共通点が多いのです。
あなた達は、問題集を使って、公式を実際に使っていく練習を積んだと思います。
それと同じように、実際に問題を解いていって覚えるという、今までの受験勉強の延長で「まずは、解けるようになること」を視野に入れて勉強していくといいでしょう。
解く問題は、大学の教科書の練習問題でも構いませんし、定期試験の過去問でも構いません。
是非、上手く「割り切り」ながら、少ない時間の中で、「本質」の理解を意識した勉強を心掛けてみて下さい。
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
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