『住所』が2つの謎。 「住居表示」と「地番(家屋番号)」の違い
初めてのマンション購入。何から手をつけていけば分からない…。
そんな悩みを抱える方のために、マンション購入の8ステップをご紹介します。
【ステップ1】
『マンション購入を検討・購入の決意』
ただ単にマンションを買おう!ではなく、自分は将来どうなりたいのか?を考え、ライフプラン等を考慮して検討し、その上で、今『マンションを買うべき』と判断したのなら、漠然とではなく、しっかりと心のなかに「マンションを買う」と決定し、自分の希望を具体的にする必要があります。
【ステップ2】
『資金計画を立てる』
きちんと自分のお金を把握する。住宅ローンを利用する場合は「借りられる金額」と、「返せる金額」の両方を把握し、自分はいくらまでのマンションが買えるのか?いくらまで返せるのかを知ったうえで、戦略的に、かつ安全な計画を立てる。
【ステップ3】
『希望条件を決め、検討のモノサシを持つ』
・どのようなマンションを買うのか?希望条件を整理し、検討するための優先順位を作る。
何を優先し、何なら捨ててもよいかをしっかり決める。 きちんと自分はどのようなマンションが欲しいのかを思い描く。
・今後、よい物件に出会った時に、速やかに行動できるように、「これとこれとこれを満たしたら買う」という、自分なりの「モノサシ」をつくっておき、書き出して整理しておくとよい。条件に見合う物件をリストアップする。
【ステップ4】
『物件探し。内覧、検討』
・購入判断には「資産性」を重視することも大切。
・物件だけではなく、地盤等の安全性、治安、駅力や街力、周辺環境や利便性、管理状態、その他も確認する。
・理想に対して、実際の物件を見学することにより、最初につくった「モノサシ」を修正し、よりリアルなものにしていく。
・想定賃料を必ずチェックする。リストアップした物件を「坪単価」で比較したり、賃料収入を期待利回りで割り戻す「収益還元法」等も使ってみるなど、10年後のリセールバリューや資産性を必ず検討して、取捨選択を行う。
【ステップ5】
『申し込み』
・価格などの条件交渉がある場合は売主へ交渉を行う。
・登記簿謄本などの権利関係の調査や建築規制、都市計画等規制の調査、管理会社への調査・現地調査等を行い、「本当に申込を入れたマンションを買っても大丈夫か?」を様々な側面からチェックする。
銀行への住宅ローンの事前審査も行う。
【ステップ6】
『売買契約』
・事前に「重要事項説明書」と「売買契約書」の案を不動産会社から取り寄せて目を通しておく。
中古マンションの場合は「物件状況報告書」や「付帯設備表」なども事前にチェックし、質問事項がある場合は質問し理解する。
銀行への住宅ローンの正式審査や、正式審査の承認を行います。
【ステップ7】
『銀行との住宅ローン契約』
・融資を受ける銀行を決定し、銀行と金銭消費貸借契約(住宅ローン契約)を結びます。
【ステップ8】
『引渡し』
金額を支払い、物件の引渡しを行います。
・残代金を支払い・物件の引き渡しを受ける。(所有権移転登記・抵当権設定登記、鍵の受領)リフォーム。引越し。
マンション購入までのステップは、買いたい物件が見つかり、物件の申込みを入れてから初めて不動産会社担当者から説明を受けるのではなく、予め、知っておいたほうが圧倒的に有利と言えます。