離婚をするか迷ったときに知っておきたい、5つの大切な知識
浮気をする男性の心理にはいくつかの「タイプ」があり、どのタイプかによって適切な対処法が変わります。
今回は、カウンセリング的な視点で、感情の整理と現実的な対応の両面からお伝えします。
① 承認欲求タイプ
特徴:
・褒められたい、頼られたい欲求が強い
・人の評価で自分の価値を測る
・浮気相手を通じて「まだ自分は魅力的」と感じたい
対処法:
このタイプは「自尊心が低い」ことが根底にあります。
浮気の原因は「あなたが足りなかった」ではなく、彼自身の自己肯定感の低さ。
責めても反省より「否定された」と受け止め、逆ギレすることもあります。
対処のコツ:
・落ち着いて「あなたがどう感じたか」を伝える
・「浮気をやめて」よりも「信頼を回復するために何ができるか」を考えさせる
・一度限りのチャンスを与える場合は、明確なルールと信頼再構築の期限を設ける
② 現実逃避タイプ
特徴:
・ストレスや不満を抱えても話さない
・「癒し」や「安らぎ」を外に求める
・問題解決より“気分転換”を優先
対処法:
このタイプは「逃げる癖」を直さない限り繰り返します。
本気で向き合うためには、「問題から逃げない姿勢」を示させることが鍵。
対処のコツ:
・「何がつらかったの?」と感情面を丁寧に聞く
・問題解決を一緒に考える(逃げ場をつくらない)
・カウンセリングや夫婦関係改善の場を設ける
・行動より“話し合いへの参加姿勢”を見る
③ スリル・刺激タイプ
特徴:
・恋愛初期のドキドキを求める
・マンネリに弱い
・「遊び」「冒険」としての浮気
対処法:
このタイプは、安定より刺激を求める傾向があります。
同じ関係を続けるなら、「変化」「再構築」が必要。
対処のコツ:
・「あなたと一緒に新しいことを楽しむ」関係づくり
・小さなサプライズや共通の趣味で刺激を取り戻す
・それでも繰り返す場合は「自制心の問題」として距離を置く
④ 感情分離タイプ(割り切り型)
特徴:
・「浮気は浮気」「本命は別」と言い訳
・倫理観が薄い
・罪悪感が少ない
対処法:
最も冷静な判断が必要なタイプ。
愛情より「支配」「自己都合」で動く傾向があり、変化は期待しにくい。
対処のコツ:
・言葉ではなく「行動」で判断する
・境界線を明確に(裏切り行為を容認しない)
・あなたが「自分を大切にする」選択を優先
・再構築よりも、別離の方向を検討することが多い
⑤ 無自覚タイプ(すれ違い型)
特徴:
・悪気はないが、相手の気持ちに鈍感
・「相談相手」や「飲み友達」として関わりが深くなる
・浮気を“浮気と思っていない”ケースも
対処法:
このタイプは“浮気の線引き”が曖昧。
罪悪感を持たせるよりも、「あなたがどう感じたか」を具体的に伝えることが大事。
対処のコツ:
・「あなたの行動で私はこう感じた」と“感情”を主語に伝える
・言い訳を許さず、明確なルールを共有
・コミュニケーション不足を埋める努力を双方で行う
最後に:浮気されたあなたへのメッセージ
浮気の痛みは、「信じた心が裏切られた」痛みです。
でもその傷の中心には、「それほど誰かを大切に想えた自分」がいます。
あなたが悪いのではなく、「誠実に向き合わなかった相手の未熟さ」が原因です。
焦らずに、自分の心を守ること、相手が変わるかではなく、自分がどう生きたいかを軸に判断していきましょう。



