夫婦問題で多くの方が深刻に悩むこと
浮気をする男性の心理には、いくつかのタイプと背景があります。すべての男性に当てはまるわけではありませんが、代表的な心理を整理すると次のようになります。
1. 「承認欲求の満たされなさ」
自分に自信がなく、誰かに「必要とされたい」「魅力的だと思われたい」という気持ちが強いタイプです。
恋人や妻との関係で褒められたり感謝されたりする機会が減ると、他の女性からの関心に心が揺らぎます。
「自分を肯定してくれる存在」を求めてしまう心理です。
2. 「現実逃避・ストレス発散」
家庭や仕事、人間関係のプレッシャーが大きい時、浮気を“逃げ場”として使うケースもあります。
浮気相手との時間を「癒し」「自由な場所」と錯覚し、現実の問題を見ないようにしてしまいます。
このタイプは問題解決力が弱く、感情の処理が苦手です。
3. 「刺激・スリルを求める」
安定した関係や日常に「退屈さ」を感じているタイプ。
恋愛初期のドキドキや「秘密の関係」のスリルを求める傾向があります。
心理的には「今の自分を確認したい」「まだモテる自分でいたい」という自己確認欲求が背景にあります。
4. 「感情の分離型」
愛情と欲望を切り離して考える男性に多いタイプ。
「浮気は遊び」「本命とは別」と割り切っていることがあります。
倫理観が薄いというより、「感情が希薄」「相手の気持ちに鈍感」な場合もあります。
5. 「関係性の崩れに気づいていない」
パートナーとのすれ違いや不満があっても、それを話し合う力がなく、
結果として他の人に心を寄せてしまうケース。
「本気で愛しているけど、今の関係は苦しい」という矛盾した心理を抱える人もいます。
まとめ
浮気は「行動の問題」ではありますが、根底には感情の不器用さ・承認欲求・自己肯定感の低さが隠れていることが多いです。
浮気された側は「自分が悪かったのか」と責めてしまいがちですが、
多くの場合、それは相手の心の未熟さや逃避の結果であり、あなたの価値とは関係ありません。
浮気をされる側に問題があるのではなく、浮気をする側に問題があることが多々あります。
次回は、「浮気する男性のタイプ別対処法」です。



