幸せカップルの喧嘩ルール
自分の思い通りにさせようとする人への対応は、「巻き込まれず、冷静に境界線を引くこと」が鍵です。
モラハラやDV傾向のある方は、他人をコントロールしたがります。
前回の「自分の思い通りにさせようとする人」の言動も合わせて読んでみてくださいね。
1. 【感情ではなく“事実”で返す】
→ 感情に巻き込まれず、淡々と対応することが大切。
例:
相手「そんなこと言うなんてひどい」
自分「私には私の考えがあります」
ポイント:感情に反応せず、自分の立場を冷静に伝える。
2. 【その場ですぐに答えない】
→ 即答せず、考える時間を持つことで主導権を取り戻せます。
例:
「すぐには決められないので、また連絡しますね」
ポイント:相手のペースに飲まれず、自分の判断軸を保ちましょう。
3. 【「ノー」を言う練習をする】
→ 遠回しではなく、シンプルに断る力を持つこと。
例:
「ごめんなさい、それはできません」
ポイント:罪悪感を持たず、必要な線引きをすることが大切。
4. 【あいまいな同意はしない】
→ 「まぁ、いいか…」という曖昧な返事は避ける。
例:
「それについては、はっきりNOと言っておきたいです」
ポイント: 同意ではなく“保留”や“拒否”を明確にする。
5. 【誰の問題かを意識する】
→ 相手の不機嫌は「相手の課題」として距離をとる。
例:
「そう感じるのはあなたの自由だけど、私は私の考えで動きます」
ポイント: 相手の気分に責任を感じる必要はありません。
◆ お守りのような言葉(自分に向けて)
どうしても相手の感情や行動に振り回されて、イヤな思いをした時、
自分自身の心を守る言葉を作っておくと良いでしょう。
例えば・・・
・「私は相手を喜ばせるために生きているわけじゃない」
・「私の人生は、私の責任で選んでいい」
・「相手の機嫌より、自分の心の平和を大切にする」
いかがでしたでしょうか?
次回は、今回の会話の事例が、ちょっと厳しいな・・・。
と思う方へ向けて、「境界線を引くための会話例」や「もっと優しい断り方」をご紹介します。



