自分の幸せって、どこにあるの?~自分の幸せを見つける5つヒント~
ネガティブを確認してしまう良くない行動
「ネガティブを確認してしまう良くない行動」は、自分の不安や否定的な予測を無意識に“証明”しようとしてしまう心のクセからくることが多いです。
まずは、心のクセを確認してみましょう!
1. 相手の反応を過剰にチェックする
例:LINEの既読がつかない →「嫌われたのかも」と何度も確認
→ 不安を強化するサイクルに入ってしまう
2. 悪い想像を事実のように解釈する
例:「あの人が目を合わせなかった」→「私のことが嫌なんだ」
→ 客観的な情報より、主観的な不安に頼ってしまう
3. 「ほらね、やっぱり」と思う出来事を集める
例:ミスをした → 「どうせ私はダメなんだ」と思い込む
→ 自己否定の証拠探しになってしまう
4. SNSやネット検索で不安をあおる情報を探す
例:症状を検索して病気を確信する、恋愛の「嫌われたサイン」を探す
→ 安心ではなく不安の材料を集めてしまう
5. 他人と自分を比べて劣等感を確認する
例:SNSで人の幸せ投稿を見て「自分はダメだ」と思う
→ 比較癖がネガティブな自己イメージを強化
6. 悪い結果を想定して先回りしすぎる
例:断られるのが怖くて最初から頼まない・話しかけない
→ 行動が萎縮し、チャンスを逃す
※いくつか心辺りがある方は要注意です!
自分の中のネガティブを手放してみましょう。
ネガティブを手放す、ということ。
ふとしたときに心の中にわき上がる不安や自己否定の声。
「私なんてダメだな」「どうせうまくいかないかも」——
そんなネガティブな思考が、気づけば自分を苦しめていることってありませんか?
誰にでも、ネガティブになる瞬間はあります。
それは決して「弱いから」ではなく、「傷つきたくない」「失敗したくない」という大切な自分を守ろうとする、心の働きの一つなのです。
でも、もしその思考があなたの毎日を曇らせているとしたら——
少しずつ、そっと手放してみませんか?
まずは「気づいてあげる」
ネガティブな思考を手放す第一歩は、自分の心の声に気づいてあげること。
「また自分を責めてるな」「また不安になってるな」
そうやって気づくだけで、無意識のループから抜け出せるようになります。
気づいたら、ノートに書き出してみるのもおすすめです。
頭の中にあると大きく感じていたことが、言葉にするとちょっと冷静に見えてきます。
「今ここ」に戻ってみる
過去の後悔や、未来の不安に心が引っ張られているときこそ、
今この瞬間に意識を向けてみてください。
お茶を飲む、空を見上げる、深呼吸をする、音楽を聴く……
ほんの数秒でも、「今、感じていること」に戻ることで、心は少しずつ落ち着きを取り戻します。
ネガティブに優しく寄り添う
「ネガティブをなくさなきゃ」と頑張りすぎなくて大丈夫。
無理にポジティブになろうとするよりも、
「今はそんなふうに感じる日なんだね」
と、自分にやさしく声をかけてあげてください。
感情は、押し込めるほど苦しくなるもの。
そっと見つめてあげることで、ふわっと軽くなることがあります。
まとめ
ネガティブを手放すことは、自分を否定することではありません。
むしろ、自分をまるごと受けとめて、大切にすることから始まります。
もし、「どう手放していいのかわからない」「つい自分を責めてしまう」——
そんな思いを抱えていたら、ぜひ一度お話を聞かせてください。
カウンセリングでは、あなたの気持ちに寄り添いながら、
一緒に心の整理をしたり、ネガティブと上手に付き合うための小さなステップを見つけていきます。



