「共依存」と「相互依存」
「助けて」って、言えたらどれだけ楽なんだろう。
でも、なぜかその一言がどうしても言えない。
これは、私がカウンセラーとして出会った多くの、離婚や再婚を経験した方々からよく聞く言葉です。
「助けて」と言えない理由は、自分を守るため?
特に、離婚やステップファミリーの中で頑張っている方々は、誰にも頼らずに家庭を守ろうとする責任感がとても強い傾向があります。
「子どもに心配をかけたくない」「新しいパートナーに弱音を見せたくない」「自分だけはしっかりしていなきゃ」——そんな思いから、つい“助けて”が言えなくなってしまうんです。
でも、それは自分を守るための防衛反応であり、決して間違っているわけではありません。
私は、助けを求められないことも、その人がどれだけ真剣に家族のことを思っているかの証だと思っています。
「ひとりで抱え込むこと」は、心のエネルギーを消耗させます
再婚家庭やシングル家庭では、親が一人で何役もこなさなければいけないことが多く、常に心が緊張している状態になりやすいです。
「子どもを優先に」「家族を壊したくない」と思う気持ちはとても大切だけれど、自分が限界になってしまっては本末転倒
ですよね。
心が疲れ切ってしまう前に、誰かに「しんどい」と伝えることは、自分だけでなく家族を守ることにもつながります。
「助けて」じゃなくても、最初は「話を聞いて」でもいい
「助けて」って言うのがどうしても難しいなら、こんなふうに言ってみてください。
・「ちょっと話を聞いてもらえる?」
・「最近なんだか心が張りつめてて」
・「子育てのことで、誰かと話したい」
言葉にすることで、自分の気持ちを客観的に見られるようになります。
あなたのペースで、少しずつで大丈夫です。
頼ることは「信頼の証」
特にステップファミリーでは、「頼ること=甘えすぎ」と思われるのではと不安になる方もいます。
でも、頼ることは“あなたを信じてる”というメッセージでもあるんです。
新しい家族関係を築いていくためには、気持ちを伝え合うことが土台
になります。
だからこそ、「助けて」と言える関係を、少しずつでも育てていけたらいいですよね。
自分の気持ちを後回しにしないでくださいね
もし今、「助けてって言いたいけど、言えない」と感じているなら、まずはその気持ちを大切にしてください。
離婚や再婚という経験を通して、あなたはたくさんの強さと優しさを身につけてきたと思います。
でも、強くいようとしすぎて、自分の気持ちが置き去りになっていませんか?
あなたの心が少しでも軽くなるように、誰かに頼ることを許してあげてください。
その小さな一歩が、きっとあなたと家族の未来を守る力になります。
まとめ
「助けて」と言えないのは、あなたが真剣に家族を思っている証かもしれません。
・頑張りすぎてしまう人ほど、心のエネルギーをすり減らしがちです。
・「話を聞いてほしい」だけでも、心は軽くなります。
・頼ることは信頼のサイン。家族の関係を深めるきっかけにもなります。
・あなた自身の気持ちも、大切にしてあげてくださいね。
誰にも頼れないと感じている方へ、この記事が少しでも力になれたら嬉しいです。
-------------------------------------------------
★平田えり公式LINE★
(カウンセリングのご予約やお問い合わせができます。
お友達登録をしてお気軽にご連絡をください。)
※お友達追加後、お得な情報をお届けします♪
※LINEでご相談の方には、お得なクーポンも発行いたします)
https://lin.ee/8yuOCs8n
★ステップファミリーに関する悩みのご相談はこちら★
※只今、初回カウンセリング料金割引キャンペーン中です!
※カウンセリングをお申込みの際には「平田えり」をご指名ください。
★NPO法人M-STEPへのご寄付をお願いいたします!★
寄付先はこちら



