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マンション管理会社の生命線「管理員」
理事会役員を経験したことのない区分所有者や、マンション管理組合の運営に関心の低い組合員のほとんどが、管理会社を管理員や清掃員の仕事ぶりや対応で評価します。
フロント担当者や周辺を支える他の部署(会計・修繕・法務など)の充実ぶりや、会社組織そのものに関する評価は、ネームバリューのある大手・分譲計管理会社でない限り、ほとんど評価の対象になりません。
「知らせのないのが良い知らせ」という、管理会社の裏方的な仕事の積み重ねは、区分所有者からの評価には直結しづらいものです。
相対的に、マンション住民にとって「目に見えるスタッフ」である管理員や清掃員の働きが、管理会社の評価に直結しやすい、ということです。
マンション管理員に助けられるフロントマン
当社(クローバーコミュニティ)では、管理員はフロント担当者とならび、顧客である管理組合へサービス提供する最も重要なキーであると考えています。
それだけに、管理員の採用にはかなり慎重です。多少代行員で繋いだとしても(その分当社の金銭負担があがっても)納得できる管理員を採用できるまで、慌てて採用することはしません。
先日、当社が他の大手管理会社から管理会社変更(リプレイス)で受託した神奈川県のあるマンションで管理員を採用しましたが、仕事が丁寧で、気づきのアンテナが感度が高く、当社の理念に共感してくれ、コミュニケーションを深めながら現場に従事してもらっています。
こちらのマンション、米軍基地が近いことが理由で、米軍の兵隊さん家族が比較的多く住んでいます。
日本のゴミ出しルールが細かすぎるのか、米兵さんにルールがなかなか浸透しません。
すると、採用したばかりの管理員は、すぐに市役所へ行き、英語版のゴミ出しルール小冊子を貰ってきて、さらに英語で手紙を添えて、玄関先の新聞受けに挿してくれました。
事前に報連相をしっかりしてくれて、文案なども相談してくれて、フロント担当者である私も把握したうえで手を打つことができます。
しかも、玄関先に挿した小冊子を居住者が自宅へ回収したかも毎日記録を取っています。
あぁ、この方をパートナーとして迎え入れることができて、本当に良かった。
「知らせがないのが良い知らせ」マンション管理組合(区分所有者)の生活を現場で支えてくれる管理員は、僕たち管理会社にとって「宝」です。