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管理員だけはマンションに残して欲しい
つい先日、管理会社を大手分譲系から当社(クローバーコミュニティ)へ変更していただいた首都圏のあるマンション管理組合で、理事会役員のみならず住民の多くから「管理員だけは残して欲しい」とのオファーをいただきました。
当社としては現場スタッフの継続は全く問題ないことから、その管理員は管理会社が当社へ変更になった今日も、変わらず現場へ勤務しています。
この管理員は、マンションが新築して間もないころから勤務しており、マンションのことは一番知っている方です。
私はこの2月から本格的に管理組合の支援を始めるため、管理組合の過去の歴史やマンションのローカルルールなどは全くわかりません。それを教えてもらいに、現場へ。
なんだかんだと1時間も話し込み、帰りのバスも一緒に乗って、とても良い時間を共有することができました。
話をしていて、理事や居住者から継続勤務を要請される理由がよくわかりました。
私も、こういう方が現場にいたらマンションの住み心地がよくなるな、と強く感じました。
マンション管理員をやっている今が一番幸せ
人生で色々とあってこのマンションにやってきた、とのことですが、これまでの仕事の中で一番働きがいがある、とのお話でした。
「前の管理会社の時は、管理委託契約書に書いてある管理員業務をやれば良い・それ以上のことはやらないで、と言われていたのだが、住民とのコミュニケーションは契約になくても積極的にとっている」「しかし、各家庭のプライバシーに入りすぎてはいけないし、公平にお付き合いしなければならない。さじ加減にいつも気を配っている」
この話を聞いて、温かみとバランス感覚に優れた方、と安心感を強く持ちました。
そして、最も印象的だったのは、
「ここでマンション管理員をやらせてもらっている今が一番幸せ」
という一言です。
非常に謙虚で、常に幸せを感じながら働いているこの方がマンションにいる限り、管理員業務は安泰だと確信しました。
これからのマンション管理にワクワクする
前の管理会社のことは決して批判しないこの管理員ですが、前の管理会社のときはマンション管理に関心を持つ組合員は少なかった、と話してくれました。
総会の出席者は少なく、何回も督促してようやく半数を超える方が委任状を出してくれるような状態だったのが、今回の当社(クローバーコミュニティ)への管理会社変更の総会や、その後で行った別件の臨時総会では、何も督促しなくても3/4近い意思表示があり、総会への出席者も倍になった、と。
マンション管理に関する情報をわかり易く提供することで、組合員が関心を持ち、積極的になってくれることにびっくりした、とのことでした。管理員自身も今回の通じてマンション管理を勉強できた、と。
「クローバーの姿勢が、理事や多くの住民に管理の重要性と自主的な運営を考える機会になったようで、これからのマンション管理のカイゼンにワクワクする」と言って頂き、とても嬉しかった。
「これからは『カイゼン=攻めのマンション管理』を通じて、住み心地と不動産価値の向上をお客様と一緒に目指します。そんな管理会社を一緒にやっていきましょう!」
と盛り上がって解散しました。
私がマンション管理コンサルタント(メルすみごこち事務所)でやっていることを、管理会社でも実現してゆきます。立場は違っても、やることは一緒。ノウハウも一杯あります。
素晴らしい管理員という現場のパートナーとともに、マンションを盛り上げてゆきます。