マンションブランドは管理組合(住民)が育てるものだ
こんにちは、マンション管理士の深山です。
特に東京都心部や大都市のターミナル駅周辺のマンションでは、最初から全戸分の
駐車場を用意しておらず、機械式駐車設備を備えていない築15~20年以上経過したマンションでは、
駐車場の確保は至難の業です。
また確保できたとしても、その賃料は高く、ガソリン代の高騰も重なると、維持するのが大変です。
そこで、最近の新築マンションで導入が増えている「カーシェアリング」制度。
管理組合で共用の自動車を保有し居住者が共同で使うもので、今後さらに注目されるでしょう。
また自転車のシェアリングはすでに導入している管理組合が増えてきており、効果を上げています。
特に電動アシスト自転車のシェアリングは人気があります。
今後は中古マンションでも、管理組合が話し合いカーシェアリングができるようになってくれば、
居住者の利便性が増すばかりでなく、駐車場不足による資産価値低下を防ぐことにもつながります。
逆の発想で考えると、機械式駐車設備に空きが目立ち収入が減る一方で、
メンテナンスや将来的な修繕費用が悩みになっているマンションでは、
このカーシェアリングを「自家用車を手放してもらうために用意する」ことで、
機械式駐車設備の撤去を目指す試みとしてチャレンジすることも可能です。
当社のとある顧問先マンションで試行しているところもあり、結果はもう少し先になりますが
皆様へお伝えできればと思います。
マンション管理コンサルタント メルすみごこち事務所
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