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コラム
マンションブランドは管理組合(住民)が育てるものだ
2013年8月29日 公開 / 2019年7月27日更新
「三井を買いました(三井不動産)」とか「世界一の時間へ(野村不動産)」など、分譲マンションのブランドを打ち出して販売しているのを見ると、さすがだと感心します。
三井や野村のマンションを購入される方の一定数は「三井ブランド」「野村ブランド」を買ったんだと、それを一つのステータスとして持っています。
デベロッパーが長年に亘り血と涙と汗の上に築き上げてきたブランド価値です。
ブランド価値のおかげで比較的良質な土地が買え、人口減の時代でも安定供給(むしろ供給増)できるのだと思います。
さて、マンションがデベロッパーから離れると、
販売時のステータスから「マンション名と系列の管理会社」がブランドとして残ります。
私は、分譲後のマンションブランドは築年数とともに徐々に失われていき、代わりに管理組合そのものがブランドを作り上げることができると確信します。
分譲時のブランドもさることながら、後から「そこに住む・所有する人たちの集合体」が築き上げたものこそブランドとなり、中古マンション市場で立地や築年数以外の価格変動要因になる時代ができてくると確信しています。
そのために試行錯誤しながら導入期の管理組合運営コンサルティングを実践しています。
《管理組合の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》
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