マンション管理士は管理組合の通訳に
こんにちは、マンション管理士の深山です。
以前のブログで、
「なぜマンション管理士は管理組合から採用されない(頼られない)のか?
その理由は大きく5つある」
について書きました。
1)管理士の存在を知らない人が多い
2)資格取得者の経験不足
3)不足する対人能力
4)必要性を感じない
5)費用対効果が見えない
では、マンション管理士が活用されるためにはどうすれば良いでしょうか?
上記5つの理由に対し、ひとつずつ回答する形で記します。
1)管理士の存在を知らない人が多い
とにかく自身の存在を世の中に知らしめる必要があります。
ありとあらゆる手段を使ってアピールすることが第一歩です。
お金をかけずに存在を知らしめる方法を考えますと、
私が独立起業を目指した2006年当時は、ちょうど世の中に「ブログ」が流行り出した頃でした。
当時、個人が自分の意見を世の中に発信する手段は、ホームページ位しかありませんでした。
しかしホームページ制作はハードルが非常に高く、私自信もホームページビルダーで
途中まで作ったものの見事に挫折しています。
プログラムがわからなかったのです。
そこに現れた「ブログ」は、私にとって追い風でした。
自分のマンション管理士としての想いや考え方、培った経験を
世の中の不特定多数の方へ発信する機会を得ることができたのです。
2006年にスタートしたブログがこちら。
三度のメシより管理組合好きなマンション管理士ブログ
プログラムなどわからなくても、ワードやメールで文章が打てれば
誰でも発信できる時代になったのです。
あれから10年が経ち、現在は情報発信の手段が驚くほど増え、簡単になりました。
ブログの他、twitter、facebook、mixiなど、5分程度でスタートできるツールが
山ほど増えましたし、すべて0円!
上位機能をつける場合でも、月額1,000円もあれば十分です。
しかも現在はホームページすら簡単に無料で作れる時代なのです。
このように、WEB媒体を使って自分の想いや考えを情報発信することで、
少しずつ自己の存在が認知されるようになります。
そして、せっかく情報発信することができるようになったら、
他の情報発信者と交流を持つことです。
ネット上でもよいと思います。
認知されつつ情報を仕入れることができるようになります。
いまは一方的に情報発信するだけでなく、WEB上でのコミュニケーションそのものが
人を介して広がっていく時代です。
リアルでもWEB上でも人とつながることが、自己を知らしめるのに重要です。
大切なことは「情報発信」「コミュニケーション」の頻度です。
ここでいう情報発信とは、なにも自分自身の想いだけでなくて良いのです。
マンション業界に関連するニュースをシェアするなど、他人の情報を広げることも、
情報発信の一つです。
とにかくマメに情報発信する・やり取りすること。
ここが第一歩です。
マンション管理コンサルタント メルすみごこち事務所