【ストレートネック改善】期間限定の特別割引キャンペーン実施中!
いわゆる『五十肩』
専門的には『肩関節周囲炎』と言い、肩関節周辺の筋肉や腱、靭帯や関節包などに炎症性の異常が起こり、長期間にわたり痛みや運動性の低下が起こってくる厄介な症状です。
五十肩にも様々なタイプがあるのですが、このコラムでは「発症原因」で分類し、私なりの解釈を書かせていただきます。
<<五十肩:発症原因別分類>>
①肩のケガ
②肩の使い過ぎ
③肩の使わなさすぎ
④加齢による変化
⑤糖尿病などの疾患
①肩のケガ
手や肘をつくような形で転倒した際に起こる「腱板断裂」が最も代表的な肩のケガです。
肩腱板のある箇所は腱が骨に挟まりやすい構造になっているため、手や肘をつくような形で転倒すると腱が骨に強く挟まれてしまい、「ブチッ」と大きく断裂してしまうことがあるのです。
「筋・健が疲労して硬くなった」ではなくて、「切れた。断裂した」なので、肩の問題としてはとても深刻です。
よって、腱板断裂と五十肩は別の問題と考えるべきなのですが、腱板断裂をきっかけに五十肩が発症してくるケースもありますので、混同されてしまうことが多いです。
②肩の使い過ぎ
スポーツや仕事で、特定の筋・健に負担がかかる動作を繰り返したことで発症します。
病状的には二つのケースが考えられます。
一つ目が「腱板断裂」なのですが、①のような大きな断裂ではなくて、本人では気が付かないような微小な断裂の繰り返しによって起こってきます。一回一回は微小な断裂であっても「ちりも積もれば山となる」で、いつの間にか大きな問題となっていることが多いです。
二つ目が「筋・腱の疲労による硬結」です。筋肉も腱も使いすぎると疲労を起こし硬くなってきます。その硬さが回復しないうちに再び使いすぎると、疲労と硬さが更に増します。ついには炎症を起こして痛みと運動障害が起こってきます。
③使わなさすぎ
筋肉や腱は、いい塩梅に動かしてこそ(いい塩梅に伸ばしたり縮めたりしてこそ)健全な状態をキープできるのですが、使わなさすぎ(動かさなすぎ)でいると「拘縮・萎縮」と言う問題が起こってきます。拘縮・萎縮した筋や腱を動かすと、炎症や痛み症状が起こってくるのは当然です。
④加齢による変化
筋にしろ、腱にしろ、関節軟骨にしろ、すべての細胞や組織は老化します。この加齢による変化は誰もが起こってきますので、ある意味「致し方ないもの」と言えます。
⑤糖尿病などの疾患
「糖尿病の方は、様々な疾病が起こりやすくなる」と言われていますし、同じ程度の疾患の方でも「糖尿病の方は治りにくい」とも言われます。
五十肩におきましても、糖尿病でない方に比べると起こりやすいし、治りにくいのではないでしょうか。
ではココからは本題の、肩こりと五十肩の関連性について書かせていただきます。
五十肩の患者様から、「私は肩こりだから五十肩になったのですか」と聞かれます。
私の答えは、「肩こりと五十肩は別物です。ただし、肩こりと五十肩に関連性があるのは事実です」
五十肩と肩こりはどちらも肩周辺の不快感を伴いますが、同じ病気ではありません。
ただし、お互いに影響し合うことがあります。
<<五十肩と肩こりの違い>>
五十肩
肩関節そのものに炎症や拘縮(関節が硬くなること)が起こる状態です。
特徴は、腕を上げる・後ろに回すなどの動きが制限され、強い痛みを伴うことです。
夜間に痛みが強くなる(夜間痛)のもよくみられます。
40~60代に多く発症します。
肩こり
首や肩周囲の筋肉が緊張して起こる症状です。
デスクワーク、スマートフォンの使用、ストレス、姿勢の悪さなどが原因となることが多いです。
肩が重い、張る、だるいといった症状が中心で、肩関節の動き自体は通常保たれています。
五十肩と肩こりの関連性
五十肩が原因で肩こりが起こることがある
痛みがあると肩を動かさなくなりますし、拘縮が起こると肩関節や肩甲骨の可動性が低下するので、首や肩周囲の筋肉の運動が減ることで肩こりが生じやすくなります。
肩こりが五十肩の直接の原因とは考えられていない
一般的な肩こりだけで五十肩になるという科学的な証拠はありません。
ただし、肩周囲の筋肉が硬くなることで動きが悪くなり、症状を悪化させたり、五十肩に気づきにくくしたりすることはあります。
五十肩と肩こりを発症させる共通の問題
それが、猫背と巻き肩です。
肩こりの方に猫背や巻き肩が多いのは皆様もお分かりのことでしょうが、実は五十肩も同じで、五十肩を訴える人の姿勢ってほぼほぼ猫背&巻き肩なのです。
すこし考えてみましょう。
綺麗な姿勢の人の肩の動き
猫背・巻き肩の人の肩の動き
どちらの方が、肩関節や周辺の組織に負担をかけてしまう動作となるでしょうか?
想像できると思いますがが、猫背・巻き肩の人の方が負担のかかる動作となるでしょう。
猫背・巻き肩であるがゆえに、日常生活での肩を使う様々な動作で、肩関節や周辺の組織に余分な負担をかけ続けているのです。
しかも、ご自身では気が付かないうちに…。何年も、何十年も…。
その負担の蓄積に年齢などの様々な要因も加わり、とうとう五十肩に…。
「猫背・巻き肩だから五十肩になる」と言うほどの直接的要因ではありません。
また、「姿勢を正した」からと言って五十肩にならない保証もありません。
しかしながら、「猫背&巻き肩の人は、五十肩になりやすい」のは間違いないと思っています。
「五十肩は、何もしなくても1年や2年我慢していたら自然と治ってくる」と言う人もおられます。
確かにそういうケースもありますが、何年にも渡ってツライ症状に悩まされている人がおられるのも事実です。
放置しては良くない五十肩
〇腕を水平くらいにまでしか挙げられない
〇夜中に疼くような痛みが起こる
〇肩(腕)を捻じるように動かすと激痛が走る
上記のような症状が見受けられる人は、まずは整形外科にて画像(レントゲン・エコー検査・MRI)による検査を受けるべきです。
わたしも「んっ!これは…」と思う状態の人には、整形外科で検査を受けていただくようにお願いしています。
患者様にとってもその方が、絶対に安心ですからね。
今回は、肩こりと関連しやすい五十肩について書かせていただきました。
これからも、五十肩や顎関節症や睡眠障害など、肩こりに関連する症状のコラムを書いていきますので、目に留まれば是非お読みください。


