腰痛の原因 その2 【椎間板障害】
肩こりの方で、強いマッサージを受けている方って多いと思います。
その時はとても「やってもらった感」は得られるので、そうしてもらいたい気持ちは理解できます。
でも、また直ぐにコリが再発してきて、しかも、前よりもチョッと酷い感じのコリだったりします・・・。
で、前回よりもさらに強いマッサージを希望してやってもらうのですが、また直ぐにコリが再発してきて、また今度もチョッとだけコリが酷くなっています・・・。
で、また更に強く・・・
「そうそう、そうなのよ!」と、頷かれた方も多いかと思います。
なぜなんでしょうね?
では、私独自の回答を書かせていただきます。
筋肉って、多くの方が思っているよりも弱いです。
強い刺激を加えると、容易に筋繊維も筋膜も傷ついてしまいます。
その代表的なのが『揉み返し』で、マッサージを受けた後にひどい筋肉痛に見舞われるやつですね・・・。
そのように傷ついた筋繊維と筋膜は、その後どうなるのか?
傷ついた筋繊維と筋膜は、『癒着』が起こります。
正常な筋肉なら、筋繊維と筋膜は潤滑液を介して接しているのでとても滑らかに動くものなのですが、癒着が起こってしまうとスムースな動きはできなくなります。
癒着が起こると筋肉全体がスムースに動かなくなるので、血液の流れも悪くなり、リンパの流れも悪くなり、結果としてさらに強いコリが起こってくるようになるのです。
患者としては、さらに強いコリが起こってきたので、さらに強いマッサージを希望します。
またまた筋繊維と筋膜を痛め、さらに癒着が酷くなり、さらに強いコリが起こってきます。
これが、『強いマッサージを受けていると、コリが次第に酷くなってくる』の理由です。
「でも、強いマッサージの方が軽くなる感じがするけど・・・」と言われそうですね。
ではなぜ、強いマッサージは軽減感が強いのでしょう?
それは、強い刺激によって『麻痺させられる』からです。
その麻痺による効果の持続時間は『15分くらい』と言われているのですが、
麻痺の効果は思いのほか強いので、多くの患者はそれを求めてしまうのです。
その時だけの軽減を求めて、また強いマッサージを希望します。
そして多くの患者が次第に次第に、コリの悪化を招くようになるのです。
私の整体が、『ソフトな施術』にこだわるのが実はコレが理由なのです。
私の施術は『治す』を目的として行っています。
肩こりにおいても、『最終的には、コリが起こらなくなる』を目指しています。
なので、肩こりで来院された患者様がいくら強い刺激の施術を求められても、私はそのような施術は行いません。
もちろん患者様には、その理由を説明します。
ありがたいことにほとんどの患者様から、「なるほど!」と納得をいただきます。
そこで初めて、本格的な『肩こり解消』に向けた施術のスタートとなるのです。
ではどういう施術が、肩こりを解消させるのか?
肩こりが起こらなくなってくるのか?
こちらのコラム[http://mbp-japan.com/tokushima/muchiuchi/column/659/]をお読みください(^。^)y-.。o○
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