顎関節症の原因

大畠将司

大畠将司

テーマ:症状の原因を考える

顎の動きが悪くなったり
口の開きが悪くなったり
動かすと異音がしたり
動かすと痛くなったり
食物を噛めなくなったり
顎関節症に悩む患者様を診させていただくと、様々な症状が起こっていますね。

そのような患者様にお聞きしますと、最初の症状は「チョッとした違和感程度」で、そんなに強くはなかったようです。
「そのうち良くなってくるだろう」と様子を見ているうちに、痛みの増強とともに開口障害や咀嚼困難などが起こり、日常生活にも支障が出てしまうほど悪化してきたケースが多いです。
そうなってから慌てて整形外科や歯科を受診し、そして更に月日が経って、「いよいよこのままではアカン・・・」となってから、「藁をもすがる思い」で私の整骨院に来院してこられます。

ではここから、顎関節症の原因についての“私見”を述べさせていただきますが、解剖学的・生理学的・整形外科的・歯科的な、教科書的な原因ではなく、あくまで“私見”である事を、あらかじめお断りしておきます。


生活上の原因では、「同じ側の歯ばかりで噛む癖がある」「左右どちらかの横向きで寝る癖がある」「顔を左右どちらかに傾けている癖がある」「気がつくと噛みしめている癖がある」などが言われています。
身体的な原因では、「先天的に関節が浅く弱い」「歯の噛み合わせが悪い」「頚椎にズレがある」「骨盤が歪んでいる」などが言われています。

でも面白いもので、生活的にも身体的にも上記した何らかの要因を持っているにもかかわらず、全く何の症状も起こっていない方がいます。
多分、多くの方がそうだと思います。

でも逆に、本当にツライ症状に悩まされ続けている患者様がおられます。

片や症状が起こり、片や起こらない。
この違いは、何が元でそうなるのか?
施術の現場で患者様の身体を診させていただき、実際に『私の指で感じた原因と考えられる異常個所』を今から書かせていただきます。


私が顎関節症に悩む患者様を入念に診させていただくと、100%と言ってもいいくらいの患者様に、顎関節近辺の筋肉や靭帯に【トリガーポイント】が確認できます。
トリガーポイントは、様々な症状の発症原因と考えられているのですが、顎関節症においても、『トリガーポイントが顎関節症を引き起こしている直接原因』だと考えています。
また頚椎周辺の筋肉にも、異常に硬くなった【シコリ】が確認できます。
このシコリは、『顎関節症を引き起こす間接原因』だと考えています。

なぜならば、顎関節近辺のトリガーポイントを解消するだけでも、かなりのレベルで緩和・回復するのですが、頚椎周辺のシコリを解消すれば、緩和・回復レベルが高まるのを施術の現場で実感しているからです。

申し訳ありませんが、顎関節症改善率の統計を取っていませんので数字で示すことはできませんが、他院で結果が得られなかった患者様が、私の施術(顎関節近辺のトリガーポイント解消&頚椎周辺のシコリ解消)によって良好な結果が得られていることから、私の考えは決して間違ったものでは無いと確信しているところです。


顎関節は小さな関節でありながら、体に及ぼす影響は思いのほか大きく、長年にわたりツライ症状に悩まされ続けている患者様が多いです。
もしもあなたがそうなのでしたら、私の【顎関節近辺のトリガーポイント解消&頚椎周辺のシコリ解消】が、良好な結果を生み出すかもしれません。
一度、ご相談いただければと思います。
では、ごきげんよう(^。^)y-.。o○

大畠整骨院ホームページ [http://www.oohata-seikotsu.jp/]

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大畠将司
専門家

大畠将司(柔道整復師)

大畠整骨院

昭和55年、20歳で整体の道に進み、すでに施術歴43年が過ぎました。肩こり専門に、これだけの経験がある者はそうはいないでしょう。圧倒的な経験に基づく熟練の技で、あなたの肩首をリフレッシュします。

大畠将司プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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