共通テスト前日の心構え|徳島の塾が高校生に伝えたい受験直前の過ごし方
「1学期まではそれなりにできていたのに、2学期になって急に点数が下がった。」
中学2年生では、このようなことが珍しくありません。
中学校生活にも慣れ、「まだ受験生ではないから大丈夫」と思いやすい時期ですが、学習面では中学3年間の中でも非常に重要な時期に入ります。
なぜなら、**中学2年生は多くの教科で2学期の学習内容が一気に難しくなるからです。**
しかも、ここで学ぶ内容は定期テストのためだけのものではありません。その多くが高校受験にもつながっていきます。
だからこそ、中学2年生の2学期は「テスト前になったら頑張る」ではなく、毎日の学習の仕方そのものを見直してほしい時期です。
今回は、なぜ中学2年生の2学期が難しいのか、そして成績を落とさないために何をすればいいのかをお話しします。
なぜ中学2年生の2学期は一気に難しく感じるのか
中学2年生の2学期は、5教科それぞれで学習内容の難易度が上がっていきます。
数学では、一次関数や図形の証明など、単純に計算するだけでは解けない問題が増えてきます。
一次関数なら、グラフを読み取り、式を作り、文章から必要な情報を見つけなければなりません。
図形の証明では、「答えが合っている」だけではなく、「なぜそう言えるのか」を順序立てて説明する力が求められます。
つまり、これまで以上に**考える力**が必要になります。
英語も同じです。
文法事項が増えるだけでなく、これまで習った単語や文法を使って文章を読む力が必要になってきます。
中学1年生の英単語や基本文法があやふやな状態で新しい内容だけを覚えようとすると、
「文法は習ったはずなのに文章が読めない」
という状態になりやすくなります。
理科や社会も、単純な暗記だけでは対応しづらくなります。
理科では、現象の仕組みを理解した上で考える問題が増えます。
社会でも、用語を覚えるだけでなく、
「なぜこの出来事が起きたのか」
「その後、社会はどう変化したのか」
というつながりを理解する必要があります。
国語でも文章が難しくなり、書いてある言葉を探すだけではなく、筆者の主張や文章全体の構成を読み取る力が求められます。
つまり中学2年生の2学期は、
「覚えればできる」から「理解して使う」へ
勉強の段階が一つ上がる時期なのです。
ここが、中学2年生の2学期を難しく感じる大きな理由です。
「テスト前に頑張る」だけでは追いつきにくくなる
中学1年生の頃は、定期テストの1週間前から一気に勉強して、それなりの点数が取れていた子もいるでしょう。
ところが、中学2年生の2学期になると、それが通用しにくくなってきます。
理由は、覚える量が増えるだけではありません。
理解するまでに時間が必要な内容が増えるからです。
例えば一次関数がよく分からない状態で、テスト直前に問題集を何十ページ解こうとしても、なかなか進みません。
英語でも、単語が十分に身についていない状態で長文問題だけを練習しても、読むことに時間がかかります。
ここで大切なのは、
「テスト前に何時間勉強したか」
ではなく、
「普段の授業で分からなかったことを、どれだけ早く解決できたか」
です。
授業で分からない。
そのままにする。
次の授業も分からない。
さらに分からなくなる。
この繰り返しが一番怖いのです。
反対に、その日に分からなかったことをその日のうちに確認できれば、大きな苦手になる前に解決できます。
中学2年生の2学期からは、テスト勉強を「テスト週間にするもの」と考えるのではなく、**毎日の授業と復習そのものがテスト勉強**だと考えてほしいと思います。
2学期の「分からない」は高校受験まで残ることがある
もう一つ、中学2年生の2学期を大切にしてほしい理由があります。
それは、ここで学ぶ内容が高校受験にもつながっているからです。
中学3年生になったら、当然、中学3年生の新しい内容を勉強します。
同時に受験に向けて、中学1・2年生の復習もしなければなりません。
もし中学2年生の内容に大きな苦手が残っていれば、中学3年生になってから、
「新しい内容を勉強する」
「中1を復習する」
「中2を復習する」
「受験問題を解く」
これらを同時に進めることになります。
これは想像以上に大変です。
実際、受験生になってから、
「一次関数が全然分からない」
「英語は中2の文法から分からなくなった」
という状態に気づくこともあります。
そこから戻って勉強することはできます。
しかし、受験までの時間には限りがあります。
だからこそ私は、
中学3年生になってから受験勉強を始めるのではなく、中学2年生のうちに「中2の内容を中2のうちに理解する」ことが、立派な受験対策になる
と考えています。
毎日何時間も受験勉強をする必要はありません。
その日に習ったことを復習する。
分からなかった問題をもう一度解く。
英単語を少しずつ覚える。
学校のワークをテスト前まで放置しない。
こうした当たり前のことを続けるだけでも、1年後には大きな差になります。
成績が下がってからではなく「分からない」が増えたときに動く
保護者の方に特に見ていただきたいのは、テストの点数だけではありません。
「最近、数学が分からないと言うようになった」
「宿題に以前より時間がかかっている」
「テスト前なのに何から勉強すればいいか分かっていない」
こうした変化があれば、苦手が増え始めているサインかもしれません。
成績が大きく下がってから対策するより、分からないことが少ないうちに戻った方が、当然立て直しやすくなります。
そして、保護者の方から、
「勉強しなさい」
と言うだけでは、子ども自身も何をすればいいのか分からないことがあります。
そんなときは、
「どの教科が一番難しくなってきた?」
「どの単元から分からなくなった?」
と聞いてみてください。
「勉強しているのに点数が伸びない」という場合には、勉強時間ではなく**勉強する場所を間違えている**可能性もあります。
分からなくなったところまで戻る。
そこからもう一度積み上げる。
遠回りに見えますが、結果的にはそれが一番の近道になることも多いのです。
## 中学2年生の2学期を、1年後の自信につなげる
未来舎では、中学2年生を「まだ受験生ではない学年」とは考えていません。
かといって、中学3年生と同じような受験勉強をさせるわけでもありません。
中学2年生には、中学2年生の今だからこそやるべきことがあります。
それは、
今習っていることを、今しっかり理解すること。
そして、分からなくなったときに、そのままにしないことです。
未来舎では、一人ひとりの理解度を見ながら、
「どこでつまずいているのか」
「どこまで戻れば理解できるのか」
を確認し、それぞれに必要な学習を進めています。
中学2年生の2学期は、5教科とも勉強が難しくなる時期です。
だからこそ、ここを乗り越えることができれば、
「自分でもできる」
という大きな自信になります。
そして、その自信は中学3年生、高校受験へとつながっていきます。
受験生になってから慌てるのではなく、今の「分からない」を今のうちに解決する。
それが、中学2年生の今できる一番大切な高校受験対策だと未来舎は考えています。
徳島で中学2年生の勉強や定期テスト、高校受験に向けた学習についてお悩みの方は、未来舎のホームページもぜひご覧ください。
授業だけでなく、未来舎がどのような考えで子どもたちの学習をサポートしているのかもご紹介しています。
▼未来舎ホームページはこちら
https://www.miraisha1994.info/


