居住中物件の案内は。

藤本忠昭

藤本忠昭

テーマ:不動産売買

居住中物件の売却

中古住宅・中古マンションでは空室になっている物件もあれば
住み替えなどで売主自身が居住中のものもあります。
居住中物件の内覧の際、売主がやってはいけない
事があります。
これをやると経験上まず売れません。

売主が売り込まない。

物件のことを売主は実際住んでいるのでよくわかってます。
それはわかるのですが不動産会社の営業マンがいるのに
売主自身が売ろう売ろうと思って
自分で営業トークを懸命に行う方がたまにいらっしゃいます。
内覧に来たお客さんに売主自身が物件のいいところばかり
売り込むと逆に売れなくなるものです。

また、居住中物件は遠慮しながら内覧に来る方がほとんどです。
例えばクローゼットの中を開けて奥行きなどを確認したい場合など、
洋服があった方が実際の使用状況がよくわかりますが、
本人が目の前にいたら開けるの遠慮しますよね。
本気で購入を検討している方は物件の隅々まで
見たいと思っています。



案内時どうしたらよい?

家の説明については基本的にプロの営業マンにお任せいただき、
売主さま自らの積極的なセールストークは控えておいた方が良いでしょう。

では、売主の方は案内の間どうすれば良いでしょう。

・案内の間だけ室内から出て頂き、家の近くでいてもらう。
 (質問があるときは帰ってきてもらいます。)

・室内で売主がいる場合はリビングのソファーにでも
 座っていてもらい何か聞かれた時だけ答えて頂くようにします。

物件のことは見ればわかるので住んでいないと
わからない事について売主に答えてもらいます。
ご近所の人のことや買い物はどこがいいとかは、
実際住んでいる方の方が詳しいので
営業マンが話すより説得力があります。

案内時の準備は、

内覧時の準備として掃除、片付けをしておきます。
また、換気を良くして、水回り(キッチン、トイレ、オフロ)を
綺麗にしておくことをお勧めします。
あとは、案内用にスリッパを用意するくらいで大丈夫です。

くれぐれも売主さま自身がセールスするのはやめて、
内覧をする方に対しては、目立たないように
接する方が良いと思います。

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藤本忠昭
専門家

藤本忠昭(不動産買取・売却のプロ)

エフステージ株式会社

不動産投資家として培った実践的なノウハウをもとに、戸建て住宅や中古マンションなどの売買・仲介を実施。的確なリフォーム・リノベを通じて物件の付加価値を高め、より有利な条件で売買できるようサポート

藤本忠昭プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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