不動産売却のスケジュール
マンションを売却して一戸建て住宅を購入したいけど、売るのが先か、
買うのが先が良いのか?
このようなケースは多くありますが、さて実際はどうすればいいのでしょう。
いくらでマンションが売れる?
まず初めに売却物件のローン残高がいくらなのかを確認します。
マンションが売却できそうな価格より明らかにローン残高が多いと
そのままでは売れないことになります。
住宅ローンは通常、2重には組めないのでマンションが売れないと
次の住宅ローンを組むのも難しくなります。
その次に不動産業者に売却査定を行ってもらいます。
売却の仲介を選ぶ時の注意点ですが、余りにも相場より高額査定を
する業者には頼まない方がいいと思います。
>>不動産業者の物件囲い込み
大手の業者の中にも仕事を取りたいためにわざと高い査定をだし、
媒介契約の内容も説明もないまま契約を取る事例もあるようです。
また、高く売りに出しすぎると、なかなか売れませんので、売却後のスケジュールが
立ちにくいというデメリットがあります。
不動産会社も得意分野がありますので、中古マンション販売の実績の多い会社に頼む方が
良いでしょう。
戸建を新築するケース
マンションを売却して新築戸建てを建てようとする場合は、
土地からであれば通常は打ち合わせから完成まで8か月から1年くらいは
かかります。
マンションが新築住宅の完成と同時に売却すればいいのですが、
早くマンションが売れた場合は、一時的に賃貸住宅などに
住んでおくということが必要になり余分な費用がかかります。
マンションの売却を進めつつ、土地探し、新築住宅の設計打ち合わせ、
建築開始という流れになります。
中古住宅を購入するケース
中古戸建の場合は新築と比べて売買のスケジュールが立てやすいと思います。
中古住宅の場合は良いものがあれば手付金を入れて契約します。
契約時に取引期日をマンションが売却できるまでの2~3か月の長めにとってもらって
行えば新築の場合よりスケジュールを合わせやすいと思います。
ただしこの場合もあまりにも長い取引期日だと売主も嫌がりますので、
ある程度の売却のめどが立っておいた方が良いですね。
>>不動産売却のスケジュール
どちらのケースにしてもマンションの売却が決まってからの方が安心して
次の物件購入が進められると思います。