タケノコ不動産
中古VS新築 どっちが良いのかと良く質問されますが、そもそも「新築物件」とはどういう意味でしょうか?
国土交通省の新築住宅の定義では、未入居の築1年以内の物件の事を言います。
建築して1日でも入居すれば「中古物件」になります。
(リフォーム前の築17年の中古物件)
新築住宅のメリットは中古住宅より購入時の税制上の優遇がいくつかあります。
http://www.mlit.go.jp/common/001035432.pdf
また、新築住宅は売った業者に10年間の瑕疵担保責任義務付けられます。
(10年間の瑕疵担保責任の対象となるのは基礎や柱・壁・屋根などの 構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分のみです。)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kentiku.files/kashitanpocorner/01-rikouhou-files/3-qa.files/3-qa-2.html#q212
あとは、やはり気分的なものですが、
誰もまだ住んだことのない物件に住めるという満足感が大きいと思います。
中古住宅のメリットはといえば、
第一に価格が割安である。
新築では物件にもよりますが購入したとたんに価値が下がると言われてます。
これは、販売経費や売主業者の利益などが入っているから当然です。
あと、築年数が経っていることにより建物の悪い部分がわかりやすいこともあります。
新築でも何らかの細かいクレームはあることが多いですが、使ってみないとわからないことが殆どです。
中古物件は悪い箇所があればわかりやすいので対応できる軽微な不具合なら、
修理して購入する、リフォームするなどで検討してみれば良いと思います。
写真は上の中古住宅を当社でリフォームした物です。
外壁塗装、内装工事、お風呂、トイレなどの水回りを交換して、
快適になりました。
中古物件の中にはほとんど土地の値段くらいで購入出来るものも
多くあります。
そのような物件を探してリフォームして暮らすという方法もおすすめです。
無理な住宅ローンを新築で組んでも大変ですしね。