働く人の成長を応援する企業を表彰する制度をご存じですか?

「あなたの良いところは、どんなところですか?」
こう聞かれたら、すぐに答えられるでしょうか。
- 「責任感があると言われます」
- 「仕事が早いと言われます」
- 「人と話すのが上手だと言われます」
このように、周囲から評価されたことを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
もちろん、周囲から認められていることは、その人の大切な強みです。
でも、ここで一つ考えてみたいことがあります。
その「良いところ」は、本当に自分自身も「良いところ」だと思っているでしょうか。
周りから見た「良いところ」
仕事をしていると、上司や同僚からさまざまな評価を受けます。
- 仕事が正確。
- 覚えるのが早い。
- 人をまとめるのが得意。
- 責任感が強い。
こうした評価は、自分では気づいていなかった強みを知るきっかけになります。
自分では当たり前だと思っていたことが、実は他の人にはできないことだった。
そんな経験をしたことがある人もいるかもしれません。
だからこそ、周囲から自分を見てもらうことには大きな意味があります。
一方で、周囲から評価されることと、自分が大切にしたいことは、必ずしも同じではありません。
「上手くできること」と「好きなこと」は違う
例えば、営業が得意で、周囲からも高く評価されている人がいたとします。
その人は、確かに営業の仕事を上手にこなしています。
しかし、本人は、
「実は、人と話すより、一人で資料を作っている時間のほうが好きなんです」
と感じているかもしれません。
反対に、まだ仕事としては十分な成果が出ていなくても、
「この仕事は面白い。もっとやってみたい」
と思っていることもあります。
人より上手にできることと、自分が好きだと感じることは、必ずしも一致しないのです。
そして、自分が好きだと思えることには、仕事を続けたり、工夫したり、もっと上達したりするための原動力が隠れていることがあります。
自分の「好き」は、自分にしか分からない
周囲の人は、あなたのことをよく見てくれているかもしれません。
- 「あなたは人をまとめるのが得意だ」
- 「あなたは責任感が強い」
- 「あなたは営業に向いている」
と教えてくれることもあるでしょう。
でも、
- 「あなたは何をしているときに楽しいのか」
- 「何に興味を持つのか」
- 「どんな仕事なら、もっとやってみたいと思うのか」
ということまで、周囲の人が正確に分かるとは限りません。
それを一番知ることができるのは、自分自身です。
だからこそ、周囲から見た自分と、自分自身が感じている自分。
その両方を知ることが大切なのではないでしょうか。
自分の「良いところ」を探すだけではなく
キャリアを考えるとき、「自分の強みを見つけましょう」と言われることがあります。
もちろん、それは大切なことです。
ただ、それだけではなく、
「自分は何が好きなのだろう?」
と考えてみてほしいと思います。
人と話すことが好きなのか。
ものをつくることが好きなのか。
新しいことを考えるのが好きなのか。
一つのことを深く掘り下げるのが好きなのか。
誰かの役に立つことに喜びを感じるのか。
反対に、「これはどうしても苦手だ」「こういう働き方はしたくない」と感じることもあるかもしれません。
そうした好き嫌いも、自分を知るための大切な手がかりです。
「自分を知る」ことからキャリアは始まる
キャリアを考えるとき、私たちはつい、
- 「どんな仕事があるのか」
- 「どの会社に入ればいいのか」
- 「自分には何が向いているのか」
と、外側に答えを探しに行きます。
もちろん、それも大切です。
しかし、その前に一度、自分自身に目を向けてみる。
- 「私は何を大切にしたいのだろう」
- 「何をしているときに充実するのだろう」
- 「逆に、何は避けたいのだろう」
そんな問いを持つことも、自分らしいキャリアを考える上では大切です。
周囲から見た「良いところ」も大切。
自分自身が感じる「好き」も大切。
どちらか一方ではなく、両方から自分を知っていく。
その先に、自分らしい働き方が見えてくるのではないでしょうか。
あなたの「良いところ」は、誰が決めるのでしょう。
そして、あなた自身は、自分のどんなところを「好き」だと思っているでしょうか。
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