あきらめない姿勢 ~見方を変えてみると解決の糸口が見えてくる~
公認心理師・キャリアコンサルタントの徳田です。
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◆公認心理師のお仕事(産業編)◆
「気がついたら何か良くなってる」的な存在
~他職種連携を活かして~
企業での公認心理師の仕事のひとつに
「EAPコンサルティング」的な業務が
あります。
まさに「連携」がポイントになる業務です。
・・・
たとえば
「上司へ現状を訴えたが、
(肝心な部分をはぐらかされ)
上司とは全く話が進展しないことから
コンプライアンスに通報したい。
でも実際にどうしていいかわからず、
相談窓口に電話してみた」
といったことがよくあります。
・・・
【このときのクライエントの気持ち】
このときのクライエントさんは
どんなお気持ちなのでしょうか。
<Point1>
クライエントさんのお気持ちは
「わかってもらえず不満」
「わかってほしい」
そんなお気持ちだと思います。
ではなぜ
そのような感情がわきおこってくるのでしょうか。
それは
「クライエントの主訴を逃しているから」
話が進展しないのは
「クライエントの主訴に触れないまま
話を進めようとしている」
からです。
クライエントにとっては
「ちがう、私がいいたいのはそこじゃない!」
という思いが強く残り、
この気持ちを
「誰かに理解してほしい」
そんな思いが強くなっていきます。
そして
「誰かにわかってほしくて」
第三者である心理師に
コンタクトをとってこられるのだと思います。
・・・
ほかにもさまざまなトラブルがありますが...
大切なのは
どんなときも
「まずクライエントの気持ち(主訴)を聴き
しっかりと受け止めること」
です。
・・・
<Point2>
【他職種連携のあり方】
上記のような事例の場合
公認心理師の動きとしては
「他職種との連携」
が重要になってきます。
クライエントさんの状況と
職場全体の状況をみながら
上手く連携を図りつつ
「気が付いたら何だか改善されていた」
状態を目指します。
・・・
(上記のような場合)
結果として
クライエントさんご自身が
訴えを取り下げたい
と申し出てこられることも多いです。
どんなときも基本は
「傾聴」
であることを
クライエントさんを通して
教えていただいています。
これからも感謝を忘れずに
取り組んでいきたいと思います。
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「心の守り方」
「自分を知るためのメソッド」
「日々をていねいに生きるメソッド」等を
お届けしてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
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公認心理師/キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/日本音楽療法学会認定音楽療法士
徳田幸絵