心の守り方②
公認心理師・キャリアコンサルタントの徳田です。
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【私のことををわかって！】
好きな人ができたとき
あなたはどんな風に相手を愛しますか？
「私だけを見て！」
「こんなにあなたを想っているのに...」
「なんでわかってくれないの？」
など...
もし、愛し方が
「わたし」
が中心になっていたら
無意識のうちに
「相手に依存している」状態に
なっているかもしれません。
このとき
視野はとても狭くなっていて
相手への配慮、周りの人への配慮まで
気が回らなくなっていたりします。
・・・
このような状況って
「仕事」にもあてはまります。
「こんなにがんばっているのに
上司は認めてくれない」
など
「私のことを見て！」
「私のことをわかって！」
という思いが強すぎたりすると
周囲との人間関係がこじれたり
仕事がしづらくなったりします。
また
「常に他人からの評価を気にする」
傾向が強いと
いつも
周囲の顔色をうかがいながら仕事をすることになり
とっても疲れてしまいますね。
そのような状態が続く中で、ストレスがたまり
「私はこんなにがんばっているのに...」
という思いがムクムクとわきあがってきて
「上司や同僚はわかってくれない」
という不満があふれてくるのです。
・・・
【共通点とメカニズム】
上記のような
恋愛や仕事の状況が起こっているとき
両者に共通しているのは
「自己肯定感が低い」
ということ。
「自分に自信がないから、
他者から認められることで
自分を肯定したい」
と思っているので、
他者から認められない状況になると
感情のコントロールがきかなくなり
他者のせいにしたりしてしまい
周囲との関係性がこじれてしまう。
結果、
自分も相手も
疲れてしまう
ということになります。
・・・
【対処法】
「自分で自分を認め ほめてあげる」
練習をする。
・・・
【期待される変化】
練習を積み重ね、
「自分で自分を認め
ほめてあげられるようになった」とき
たとえ、相手から認められなくても
相手からどのようなことを言われても
そのことにとらわれることなく
自分で自分をしっかり受け止め、
認めることができます。
そして
自分自身を認め、自分を好きになれたら
恋愛でも仕事でも
「相手の幸せを願う」ことができ
「自分も大切にできる」ようになり
他人軸（周りの目を気にする）の生き方から
自分軸の生き方へとシフトし、
自分の足でしっかりと歩いていけるように
なります。
・・・
まずはできることから一歩ずつ
前へと歩みを進めてまいりましょう。
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お届けしてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
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公認心理師/キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/日本音楽療法学会認定音楽療法士
徳田幸絵
