観察上手は子育て上手
「家の中片付いてますか?」
「はい。もちろん、うちの家はいつも整理整頓されて、
ほこりひとつない美しいおうちです」
子育て真っ盛りのお家なのに
こういうお返事は
・・・は要注意!!なぜ?
子どもの「息が詰まる」からです。
「お菓子をこぼしてはダメ!!」
「汚い手で触ってはだめ」
「片付けなさい」
「落書きだめ」
「シールだめ」
「だめ」「だめ」「だめ」
これ、息が詰まるでしょう?
「好奇心」が削がれ、
やる気もなくなってしまいませんか?
子どもは
動いて試して
散らかしながら学んでいくので、
家が散らかっていないということは
「何も学んでいない」ということかもしれませんよ。
片付けを教えることは大切ですが、
子どもが小さいうちは
散らかっていても仕方ない。学んでいる証拠だ、
・・・と割り切りましょう。
「散らかし卒業」のときは必ずやってきます。
けれども
子どもの「動いて学ぶ時期」は二度と戻ってきません。
小学生くらいになって、
「ゲームばかりしている」と嘆くママのおうちは、
「散らかし禁止」」のおうちであったことが多いのですよ。
家の中を散らかすと叱られるので
部屋が汚れないあそび=「ゲーム」に没頭する癖
がついているのかもしれません。
シール貼りも
「ここなら貼ってもよい」という場所を決めて
どんどん貼らせてあげてください。
もちろん、お絵描きコーナーも
リビングの片隅につくってあげましょう。



