ローラー鍼は特にテクニックを使わなくても体を緩めることができる
【東洋医学と季節】
毎年のことですが、2月・3月は春のような陽気になったかと思ったら、真冬に逆戻りしたり、気温の高低差が激しくなります。
しかも、ここ数年は台風並みの低気圧の日になり、ドカンと大雪が降ったということもありました。
この寒暖差や気圧差のせいで、体調を崩す子が増えています。
特にシニアの子には応えるようで、下痢が止まらなくなったり、突然倒れて立たなくなったり。
また、見た目には元気そうでも体に触ってみると脾胃のあたりが重くなっていたり、肩周りがこっていたり…
体は本当に正直だなと思います。
こんな季節を乗り切るには、まず十分な睡眠を取ること。
そして、体を冷やさないこと。
いつも言ってるように、人間ならお風呂にゆっくり浸かるのが何よりの養生になります。
【こんなときこそペット鍼灸】
これもいつも言っていることなんですが、ペットの場合はやはりローラー鍼が効果を発揮します。
高ぶった交感神経を鎮め、副交感神経の働きを高めて身体をリラックスに導きます。
もちろん、お灸もいいですね!
腰を中心にじっくり温めることで、急な寒さに対抗するだけでなく、急に気温が上がって気が上りやすくなった身体を落ち着けます。
大きいワンちゃんでも小さいローラー鍼で十分効果が現れます。
【体調不良は陰陽の乱れ】
ペット鍼灸入門講座でもお伝えしていますが、体調不良のほとんどは自律神経の乱れによるものです。
そして、自律神経の失調は、体の陰陽バランスが崩れた状態です。
鍼灸は体の陰陽バランスを整え、気の巡りを改善します。
お灸は陰に傾いた体を温めることで陽の気を補います。
特に、シニアになると体温調整がしにくくなり、自分では寒いことに気付いていないのに冷え切っていたり、一見のぼせているようにハアハア言っていても体の芯は冷えていると言うことがよくあります。
お灸で腰を温め、上半身に上りすぎた気を整える効果もあります。
ローラー鍼は気を動かします。
とかく寒いと血流が滞りがちです。
血行が悪くなると水分も流れが悪くなり、浮腫みがちです。
ローラー鍼で全身の流れをよくすることで、末端の冷えを解消することができます。
天候不順な毎日をペット鍼灸で乗り切りましょう!
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