犬猫に鍼灸、こんな症状に効きます!
滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県でペットの鍼灸整体治療をしています。
ペットに鍼灸治療、東京などでは10年以上前から施術する動物病院があるのですが、関西で増えてきたのは比較的最近ではないでしょうか。
実は、家畜に対しては鍼灸治療は結構古くからされていました。
昔は馬に対する施術が盛んだったようですね。
戦後、畜産が盛んになり始め、牛や豚にも施術が広まったとのことです。
犬や猫などのペットに対して鍼灸の施術を行うようになったのは、家畜に比べたらずっと新しい試みになりますね。
鍼灸治療は姿勢の歪みを整えます
この写真は、「高齢になって後ろ脚がなんとなくおぼつかなくなった」というラブラドール・レトリーバーに鍼治療をしているところです。
年齢にかかわらず、筋肉が弱ってきたり関節に痛みがあったりすると、体をまっすぐに支えられなくなり、少しずつ歪みが生じます。
その歪みに併せて筋肉がついてしまうため、ほっておくとますます歪みはひどくなります。
歪みがどんどんひどくなると、体の別の箇所に痛みが出てきたり、関節にますます負担がかかってきます。
鍼治療は、この「歪み」を治すため、歩きにくかった脚がよく動くようになったり、関節への負担が減って可動がよくなったりします。
「歪みを正して、気の流れを整える」ことが鍼灸治療の目的であり、その結果として体は自分で元の姿に治ろうとします。
鍼灸治療は内臓の働きを整えます
体の歪みを整えることで、内臓の動きも整います。
体は、膜や血管、神経などで全てつながっていますので、どこかの部分の歪みは、少しずつ回りまわって他の部分の歪みを引き起こします。
体の歪みにより圧迫されていた内臓が、歪みを治すことで血流がよくなり、本来の機能を取り戻します。
腎不全などの症状で食欲が落ちていたペットが、鍼灸治療の後に食欲を取り戻し、排泄の量が増えるのは、気の流れがよくなり内臓の機能が整うからです。
鍼灸はペットの心も整えます
鍼灸治療には体の歪みを正し、流れをよくすることで心身をリラックスさせる効果があります。
こちらの写真は、ローラー鍼で皮膚の刺激をしているところです。
ローラー鍼は、「小児鍼」と呼ばれるもので、体に刺す鍼ではなく、転がすことで皮膚の刺激を行う治療法です。
ローラー鍼は交感神経の高ぶりを鎮め、副交感神経を優位にして、心身をリラックスさせる効果の非常に高い施術です。
もともとは人間の赤ちゃんの夜泣きなどの治療に使用するものなので、ペットの心身のリラックスにも効果があるのですね。
このように、鍼灸治療は体の目に見えないような細かい歪みまで少しずつ調整することで、血流を回復し、神経伝達を促し、体の可動を改善し、内臓を調整し、免疫力を上げ、心身をリラックスさせる・・・
その結果、体が自ら治ろうとする力を後押しするのです。
ペットの心身を穏やかにケアしたい方に、ぜひオススメします!
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