薪はアク抜きのために雨ざらしにするのがベター?

金子稔

金子稔

テーマ:たかが薪? されど薪!

未だに明確な答えが無いのが、『薪のアク抜き』

薪ストーブに関わる多くの方が実践をしているようですが、『正解』は出ていないようです。

ただ一つ共通しているのは、『雨ざらしは7月前に終わらせ、その後はしっかり屋根付きの棚で風通し良い環境で乾燥を促進する保管をすべし!』というものです。

ユーザー様の中には屋根付き保管が面倒なショップが、『1年中雨ざらし』を肯定的に発信するなどの問題を指摘しています。

私が尊敬するショップオーナーは薪の保管に物凄く気配りしています。

その方はビニールハウスで保管しています。

私には到底マネできない神業です。

薪ストーブ事業に取り組む姿勢が違うと・・・感じています。

さて昨日は僕が打ち合わせ等で行けませんでしたが、スタッフが長野県の薪ストーブユーザー様宅で煙突掃除をさせていただきました。

寒冷地の別荘ということで煙突内環境は良いとは言えません。



写真のビニール袋3杯ものスス?が出ました。





テニスボールよりも大きい黒い塊がゴロゴロ出ました。

ユーザー様の薪の保管状況は、盗難被害から薪を守るために小屋に入れてあるとの事。

ただし風通しも悪く、十分に乾燥が進んでいないのでは? とは、行ってきたスタッフの弁です。

また薪の割り方も大き目だったそうです。

火持ちさせるための策だと思われます。(苦笑)

薪の保管・・・貴方ならどうされますか?

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金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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