薪ストーブユーザーさまも怒り心頭

金子稔

金子稔

テーマ:薪ストーブショップ

今日は、薪ストーブの煙突掃除を4件、煙突施工&本体設置工事を1件させていただきました。

埼玉県某町。

実家と併せて2台の薪ストーブがありました。

施工業者さんは某県の某薪ストーブショップさん。

ある意味有名なストーブ屋さんです。

まず角トップを開けてみて気が付いた。

群馬県薪ストーブ

①シングル煙突だ!

そして次に気が付いた。

②ストームカラーが無い!

ちょっと危険なのでお客さまに画像を観ていただきました。

まず、薪ストーブショップは天井貫通部分からは二重断熱煙突による施工と言っていたそうです。

見積書にもそう記入してありました。

ところが・・・・

よくよく見ると・・シングル煙突に断熱材らしく物を巻き、その上に8インチサイズのシングル管を被せてあります。

それもハゼ折り煙突です。

でも角トップベースから頭を出しているのはシングル煙突。

なんじゃこりゃ!

それでも100万円コース。

そして裏の実家の屋根に上がり、煙突トップを外そうとしたら・・・

薪ストーブ 群馬県

室内の煙突が外れました。

室内に貫通している煙突が動いたのです。

煙突が上に持ちあがってきました。(汗)

あり得ないでしょ!

これまた二重断熱煙突と謳っていて、実はシングル煙突でした。

薪ストーブ群馬

そして、鉛のフラッシングの立ちあがりに、直接上から煙突を落としています。

これはある意味省エネ!

凄い手抜き工事です。

これまた70万円超コース。

両方とも某県の某薪ストーブショップさんの施工です。

シングル煙突の上からシングル管を被せているので、それを誤魔化すためにはシングル管との取り合い部分を天井近くに持ってくるしかないのです。

なるほど!

今まで、このストーブショップが施工した物件の煙突掃除をする度に疑問に思っていた事の答えが見つかりました。

『どうしてスライド部分がこんなに高い位置なんですか?』

お客さまが薪ストーブショップのオーナーに訊いたそうです。

『黙ってろ!おれがやることに間違いは無い!』

そんな感じで逆切れされたそうです。

立派なホームページもあり、しっかりした会社かと思っていたのに・・・

こんなボロ儲けなら蔵も立ちそうです。



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金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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