うつになりやすい特徴とうつの原因・うつからの脱却法|「うつの診断基準」
私は何でも言われやすい。中には言われない人もいる。
私だけダメ出しされたり、注意される。
相手は良かれと思って言っていることもあるし、押し付けみたいなのもある。
なぜ、私は何でも言われやすいのでしょうか?
なぜ、人は人を攻撃するのでしょうか?
良かれと思って言っていることとは、訊いてもいないのに自分の考えを言うのですから押し付けとあまり変わりありません。むしろ、それは攻撃されたに等しい。だから「なぜ人は人を攻撃するのでしょうか?」と問われたのではないでしょうか。
ここでは、何でも言われやすい人、攻撃されやすい人、攻撃する人の心的背景を紐解き、その具体的な対処法についてご紹介します。
なぜ人は人を攻撃するの?

人が人に攻撃する「攻撃」とは何を指しているのでしょうか。
この源は排除です。動物でいう縄張り争い、外からの侵入を防ぐための追い出しです。だから相手を撲滅させるとか殲滅させるという意味はなく、あくまでも自分の領域からの追い出し、これが本来の攻撃の意味です。
この原則は人間にも当てはまります。人は、一人一人パーソナル空間を持っています。このパーソナル空間とは空間的エリアを指すのではなく、価値観のこと。ここからは心理的な世界の話に移行します。
人の場合の侵入とは価値、価値とは自分がこれは是としていることです。これは正しいとか、これは是であると肯定していること。それを人は価値として持っています。この「価値観の脅かし」が侵入に相当します。
価値観の脅かしとは、すなわち自分の価値を否定してくること。この否定を、人は攻撃もしくは排除と受け取っています。
攻撃する人の心的背景
是として肯定する一つの意味、価値が否定されるとは、どういうことでしょうか。
人は、それぞれさまざまな考え方があります。自分の是が相手にとっては非になることはいくらでもあります。したがって「自分にとっては利でも相手にとっては害になる。そのため否定してくる」ということが根本的にあることを、まず認識する必要があります。
全ては事象から始まり、何が是で何が非かは、話し合わなければ解りません。事柄に対して〇か×かが決まり、それぞれの〇×が発生します。ここで対立が生まれ、排除が生まれます。自分の価値が崩壊する危機に直面させないように、相手の価値観を排除するため否定します。これが攻撃する人の心的背景です。
なぜ私は何でも言われやすいの?

人は、人それぞれ価値観が違い、一致はあり得ません。
何でも言われたり攻撃される人とは、これは簡単なことで、言い返さない人ということです。それは「言い返さない」が根底にあり、それを相手に悟られてしまうと全部攻撃されます。
この攻撃とは、自分の価値に対立する別な価値を撲滅するために行うこと。人は自分の価値観の中に違う価値観を入れたくない、入れない。自分がOKとする〇に相当するものしか受け容れない構造です。
攻撃する人は、誰よりも自分の価値の否定を恐れ、言い返さない人に言うことで自分を守っています。しかし、残念ながらこれでは成長しません。現状維持を望む頑な人ということになります。
2つの対処法:心的対処と具体的対処
1.心的対処:成長のチャンス! と受け取る
人は自分が非とする考え方を受け容れようとすると、その前にアレルギー反応、いわゆる拒絶反応が起きます。拒絶することによって、我々は異物を入れないために成長できません。要するに、抗体ができず抵抗力のない人間になります。
傷ついたり悩んだり、挫折を経験した人の方が抗体ができて抵抗力があります。故に異物を取り入れることが成長につながります。成長しない人は、自分と同じ意見の人のグループにしか所属しません。自分を排除するような所には、最初から行かない。自分の周りをイエスマンで固めます。するとトラブルが起きない、攻撃もない、しかし成長もない。
困ったことが起きたとか嫌なことが起きたなど、自分にとってマイナスが起きるということは、まだまだ成長する余地、伸び代があること。とても頼もしい状況です。決して非を恐れずに、どんどん異物、違うものに触れていくことが成長の機会です。
攻撃されるとは、成長する機会を与えられたということ。抵抗力が増してさらにまた大きくなったという意味では、攻撃されてgood! マイナスをプラスに受け取る。マイナスはマイナスではなく、マイナスがあるからプラスがある、そこをプラスに変えようと努力が生まれます。マイナスは努力しないとプラスにできません。ここで自分が鍛錬されます。
これから逃げてしまったら成長の機会を自分で失うようなもの。だから「攻撃」と受け取らずに「成長の時を得た」と、成長するための機会を与えられた好機と受け取ります。これを「最悪は最良」といいます。
2.具体的対処:反論する! 言い返す! 自分を主張する!
成長のチャンスと受け取るにしても、必ず反論はする! なぜなら黙って泣き寝入りすると、いくらでも攻撃されます。それは自分にとって非だと、しっかりと言い返すこと。
言い返すとは主張するということです。それが結果的には、相手からすると非だから、否定されたと受け取られがちですが、言った側は主張しただけです。逆らっているのでも否定してるのでもありません。ただ自分の意見としてしっかり述べただけ。それはお互い様です。「こんなこと言ったら…」の配慮は必要ありません。しかし、ここで波立ててはいけない、争ってはいけないと吞み込んでしまうと、理不尽な攻撃が続きます。
具体的対処は、主張する、自分の考えを述べること。理解されようがされなかろうが、遠慮なく言うことです。主張することにより、初めて自分が現れます。存在します。
まとめ

【対処法】
①自分の考えを主張する
②自分以外はみんな師と、学ぶ姿勢で相手の言うことをよく聴く
③そして理解する
全ては受け取り方を変えるだけで、自分の世界が一変します「最悪は最良!」。
その一歩として勇気を持って、まず自分を主張することから始めてみませんか。
当社では対話セラピーを通して「わかってても言えない」など、お悩みに寄り添い具体的なアドバイスをいたします。そして対人関係の改善を一緒に考えます。まずはお気軽になんでもご相談ください。個人セラピー
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