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携帯端末から「パソコンが上手くなりたい」という検索語が・・
●最近のアクセス解析検索キーワードを何気なく見ていると、あることに気が付きました。
●それはスマホ・タブレットからの検索で、「パソコン 上達したい」「パソコン 上手くなりたい」というキーワードが多いということ。
●PCからの検索ではなくスマホ・タブレットからの検索が多いということは、一体どういうことなのか?私なりに検証してみました。
●タブレットやスマホは今ではパソコン並みの性能を持つようになりました。かなり"使える"モノとなってきた今、パソコンに取って代わるという話も出てきています。しかし、以前コラムで話したようにまだまだそう簡単に取って代わることはないと思います。
●中にはスマホ・タブレットで必要なことは完結してしまうという生活環境の方もいると思います。スマホが進化し便利になったとはいえ、パソコンの使い勝手と同等にできる状態にはありません。そういうことで仕事や趣味ではパソコンをメインに使用している人も多いでしょう。
●そのため、スマホで「パソコンが上手くなりたい」という検索をしているのだと思います。
パソコンは航空母艦、携帯端末は艦載機
●では、スマホ・タブレットがパソコンにかなわない点は何でしょうか?それは、パソコンではないところ・・・。これに尽きます。仕事ではやはりPCでなければ満足な作業はできません。趣味でもやはりメインPCが無ければ困ることは多いのです。
●特に文書作成、画像や動画編集などソフト依存の作業はスマホの場合、あくまで簡易的でしかなくパソコンでなければ細かい編集作業などはできません。とにかく、画面の大きさが違いますので、映っている情報量も断然差があります。
●スマホ・タブレットはパソコン同然になったとは言え、画面の広さ一つとってもやはり別の物だということです。タブレットやスマホはあくまでも艦載機。パソコンと言う航空母艦が無ければいろいろと困ることが出てくるわけです。
●それでもパソコンがいらないという人はその程度しか端末を使っていないという証拠にもなってしまいます。それではITリテラシーが向上するどころか仕事自体ができるとは思えません。就職の際も今時はパソコンのスキルを普通に求められます。
●処理能力やストレージ容量などもやはりパソコンがはるかに上ですから仕事や趣味ではどうしても必要になるはずです。実際にipadはPCと両方で運用することが前提になっている位です。スマホ、タブレットがあればパソコンはいらないというのは実態を見ても言い過ぎといえます。
パソコンとスマホ、タブレット連携でメリットは最大限に
●要は、パソコンに何を求めているか、タブレットに何を求めているかということです。これが掛け違いになれば当然双方ともに不満が噴出するのは当たり前です。不満はそのうち「上達しないこと」の言いわけとして作用をしてしまいますので注意が必要。
●よく、「これだからパソコンは・・・」とか「これだからタブレット、スマホは・・・」と上手く使えない原因を機器のせいにして逃げてしまう場合がありますが、それでは両方ともうまく使いこなすことはできませんね。
●タブレットに多くを求めない、パソコンにお手軽操作を求めない・・と割り切れば案外そんなものだということで上手く使い分けできて、どちらも有用に使えるようになると思います。
●自分の求めるものは何かということをよく考えた上で、適材適所でスマホ、タブレット、パソコンを使い分けることを考えてみましょう。
●海外では、メインにパソコンを使い、スマホをサブで使うというスタイルが主流です。日本では若年層がスマホ一本で勝負する勢いでパソコンが普及していません。これではIT没落国家になるのは当然です。
●スマホでは画面が狭く容量や処理能力、情報量も非常に小さく限られています。スマホの機動性を活かしながらパソコンの情報量、処理能力を使うことでお互いの弱点を補い合うことができ、リテラシーの向上にもつながります。
●スマホとパソコンの連携でメリットが最大限になりますので、どちらか一方で十分という考え方の枠を取り払ってみてください。
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