「建築って何?(14)」地震の震度階

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:建築の仕組み

 最近、頻繁に地震が発生し、「震度3」「震度2」「震度5」などと報道されていますが、その強さや影響は通常よくわからないものと思います。建築基準法では、概ね「震度7」の揺れでも《人命に重大な影響を及ぼさない強度》の構造耐力上の安全性の確保が求められています。しかし、家具類・設備機器・エレベーターなどは、低い震度階数の地震においても破壊・倒壊・故障などで生活に重大な影響を与え、人命をも左右する場合があります。構造体だけでなく、付帯設備(電気・給排水・空調・エレベーター・エスカレーターなど)や、家具などの安全性に目を向ける必要がありそうです。

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高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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