「建築って何?(67)」マンション大規模修繕工事:タイル補修
最近、頻繁に地震が発生し、「震度3」「震度2」「震度5」などと報道されていますが、その強さや影響は通常よくわからないものと思います。建築基準法では、概ね「震度7」の揺れでも《人命に重大な影響を及ぼさない強度》の構造耐力上の安全性の確保が求められています。しかし、家具類・設備機器・エレベーターなどは、低い震度階数の地震においても破壊・倒壊・故障などで生活に重大な影響を与え、人命をも左右する場合があります。構造体だけでなく、付帯設備(電気・給排水・空調・エレベーター・エスカレーターなど)や、家具などの安全性に目を向ける必要がありそうです。