整形外科クリニックにおける短時間通所リハビリテーション開設方法①
クリニックの人事労務で避けては通れないのがスタッフの採用です。多くの院長はスタッフを採用すると「期待していた能力を持っていなかった」「働き始めたら院内トラブルばかり引き起こす」などスタッフ採用で失敗をご経験されているのではないでしょうか。そこで、今回は求人活動のポイントとホームページを活用して求人に成功しているクリニックの共通点をお伝え致します。
■採用したい理想の人材は?
求人で重要なのは採用したい理想の人物像を明確にすることにあります。見た目や性格、働き方まで細かく設定し理想の人物像を明文化してみましょう。この部分が定まっていないと面接時の第一印象だけで採用してしまい、失敗をする可能性も高くなってしまいます。
だからこそ、この理想像をつくることに時間をかけて頂きたいと思います。
理想の人物像を明確にする質問例を下記にまとめさせて頂きました。
ご参考にして頂ければ幸いです。
〔理想の人材を明確にする質問例〕
・年齢はどのくらいか
・どのような性格の人物か
・どのような見た目の人物か
・どのような能力をもっているか
・どのようなコミュニケーションをとるか
・どのような価値観を持っているか
・どのような働き方をしてほしいか
■ホームページを活用して求人に成功しているクリニックの共通点
採用活動において、我々クリニックは選ぶ立場であると同時に選ばれる立場であるという事を認識して頂きたいと思います。求職者の視点を知り理想の人材が自院に魅了されるメッセージを発信することが重要です。弊社のクライアント様でホームページを活用して求人に成功しているクリニックの共通点をまとめました。
1.クリニックとしての特徴や目標などをしっかりと記載している
求職者は「どんなクリニックなのか、何を目指しているのか」「どんな人を求めているのか
を重視して就職活動をしています。我々は求職者の視点に合わせて自院の特徴や目指して
いる医療をメッセージとしてお伝え頂くことをご提案しています。
下記にクリニックの特徴の事例をまとめております。
自院で実践していることで求職者が魅力に思う事がきっとあると思います。
ぜひ自院の魅力を発見してください。
〔クリニックの特徴の事例〕
・医療人が成長していける環境をどのように整えているか
→定期的な勉強会(院長からの症例検討会など)、
・働きやすい環境づくり
→業務上の問題が生じたときに話し合える場(定期的なミーティングや委員会)
2.働いている姿をイメージさせる
写真を多用して、働いている姿をイメージさせて頂くことをお勧め致します。例えば、ホームページでの求人に成功しているクリニックでは「一日の業務の流れ」や「先輩スタッフの声」を掲載されて求職者ご自身がクリニックで働いている姿をイメージできるよう工夫をしています。ぜひ、求職者に働いている姿をイメージさせて頂きたいと思います。
3.院長の詳しいプロフィールがある
院長の詳しいプロフィールページを作成して頂きたいと思います。できれば、笑顔の写真を掲載して頂きたいと思います。医師を目指した動機や趣味など先生の人となりがわかるプロフィール文章を作成して頂く事をお勧めしています。
求職者はこれから応募するクリニックのホームページを必ず確認されています。中でも院長はどんな人なのか。もっとも関心をお持ちです。ぜひ、院長の意外な一面や人間くさい一面など人となりが伝わるプロフィールを作成して頂く事をお勧め致します。