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原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(はらとしひこ) / 医業経営コンサルタント

合同会社 MASパートナーズ

コラム

患者さんと歯科医院のスタッフが笑顔で会話できる院内新聞

2011年10月25日 公開 / 2018年9月17日更新

テーマ:歯科医院経営の処方箋

コラムカテゴリ:ビジネス

私がサポートしている歯科医院でミーティング時にスタッフからこんな一言がありました。

「患者さんから台風の被害を受けた私の実家の地域を気遣ってくれる言葉を多数もらってうれしかったです!」

私は「なぜ、患者さんは○○さんの実家をご存じなんですか?」と質問すると

「私の実家のことを書いた院内新聞の記事を読んでくださって覚えてくれていたんです。」
とうれしそうにお話をされていました。

それを聞いた私もうれしくなりました。

この歯科医院の院内新聞は年に3~4回発刊していて、かれこれ3年以上も続いています。

最初の頃はスタッフの皆さんも院内新聞の作成には消極的でしたが、患者さんから「あの記事おもしろかったよ」「あの新聞ためになるのよ」など患者さんから喜びの感想をダイレクトにスタッフに届くようになり、今では積極的に意見や提案して頂き記事を作成してくれています。

この院内新聞は弊社が作成したワードのテンプレートに写真や切抜きをスキャンしてテンプレートに貼り付けたりなどして決して見栄えは美しいとは言えないですが手作り感一杯の院内新聞です。

院内新聞の構成は
・特集記事。
・歯科治療の現場から気づいた事。
・衛生士だより。、
・歯にまつわる健康について。
・スタッフ担当の記事

以上の構成で毎回、院内新聞を作成しています。

最後のスタッフ担当の記事はスタッフが大切にしている宝物や趣味、旅行、スポーツ、ペットの事などスタッフの人柄がリアルに伝わる内容の記事で患者さんからも人気を集めています。

院内新聞は、即効性があるものではないですが、感覚的には「ジワー」っとくる広報活動です。この院内新聞を通じて患者さんと歯科医院のスタッフがコミュニケーションのきっかけをつくってくれる最適な広報媒体となっています。

この歯科医院では院内新聞が来月、発刊予定ですので編集の追い込みに入っています。

今回も患者さんと歯科医院のスタッフが笑顔で会話できる院内新聞にスタッフ全員で協力して作成したいと思います。

機会があれば、お見せしたいと思います!
それでは。

最後までお読み頂きありがとうございます。感謝!

この記事を書いたプロ

原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(合同会社 MASパートナーズ)

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