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原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(はらとしひこ) / 医業経営コンサルタント

合同会社 MASパートナーズ

コラム

妥協の呪縛から解放される三つの質問~無意識にエネルギーを下げないために~vol.115

2011年12月10日 公開 / 2018年9月17日更新

テーマ:医療経営の処方箋

コラムカテゴリ:ビジネス

いろんな事に妥協している自分が嫌になって無意識に「やる気」のエネルギーを下げているケースなど妥協することをネガティブな事と捉えている人って周りにいらっしゃいませんか?

私が応援している院長や院長夫人、医療機関のスタッフ、士業の所長先生、中間管理職などのクライアントの方も妥協することをネガティブな事と捉えている方が多くいらっしゃいます。そこで、本日は妥協の呪縛から解放させるポイントをお伝えします。

妥協の呪縛から解放させるポイントは、無意識に妥協しないことです!

「妥協する・妥協しない」を意識的に自分自身で選ぶことで自分自身を妥協の呪縛から解放させる事ができるのです。
私は妥協により無意識にエネルギーを低下させているクライアントには次の「妥協の呪縛から解放される」三つの質問をさせて頂いております。

(妥協の呪縛から解放される三つの質問)

質問1:妥協していることでメリットがあることは?
妥協して得られるメリットをリストアップする。妥協してメリットがあることって案外たくさんあると思います。ぜひ、今あるものに価値を見出してほしいと思います。

質問2:妥協していることでデメリットがあることは?
妥協していることでデメリットをリストアップする。妥協して自分にとってデメリットあることを徹底してリストアップして頂きたいと思います。

質問3:妥協を減らす事によるリスクは?
妥協を減らしてとるべきリスクは何かを明確にする。例えば、クリニックの院長で欲しい医療機器を妥協せず購入した場合、どんなリスクがあるかを考えたとき、
新たに借入をしなければならなくなる。→返済するために利益を確保しなければならなくなる。→収入を増やすか経費を減らすか対策講じなければならない。

妥協を減らすことでどんなリスクがあるかじっくり考えてみる。


上記の質問1~3をクライアントに質問して解答してもらうと「妥協する・妥協しない」を自分自身で選択する事ができます。自分自身が考え選択した事柄は、たとえ妥協していてもネガティブに考える事もないので無意識にエネルギーを下げる事もありません。
ぜひ、エネルギーが下がっていると感じている方は、妥協の呪縛から解放される三つの質問を自分自身にしてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。感謝!

この記事を書いたプロ

原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(合同会社 MASパートナーズ)

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