増患にインパクトを与える行動(パート2)vol.32 

原聡彦

原聡彦

テーマ:医療経営の処方箋

今回は昨日の続きです。診療の現場で増患にインパクトを与える行動(パート2)をお伝えします。

1.治療内容をしっかり伝え、本人の承諾の有無を確認する
医療者としての最低条件だが、実際はあまり実行されていない。

2.治療ゴールとネクストステップを共有しておく
一度の診察で決着がつかないのは当然の世界であり、それを患者さんと共有しつつ、こうなったらこうしろという打開策を決めておくと安心感が高い。また、通院回数を概算でもいいから伝えることで中断防止にもつながる。

3.「他には何かありませんか?」
医師の前ではなかなか言い出せないことが、実は一番にいたいことだったりする。(処方している薬をじつは飲んでいない。かぜでかかったが、本当は水虫のことも相談したいなど)最後のこの一言が、患者さんから「実は・・・なんです。」と切り出せるきっかけを与えることもあるので重要です。

4.自院の理念やコンセプトをしっかり伝えるバイブルを整備する。
自院の目指す医療がどういうものかをきちんと伝えているクリニックは少ない。自分の考えに合うクリニックかどうかを患者さんは知りたがっているので、自院の理念やコンセプトを伝えるバイブル(案内パンフ、小冊子など)を整備することは他院との違い(差別化)を生み出します。


以上です。増患にインパクトを与える行動については、Twitter増患 集患 ねこミイー(@zoukan_mi)でつぶやいています。ご関心のある方はご覧ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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原聡彦
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原聡彦(医業経営コンサルタント)

合同会社 MASパートナーズ

院外事務長(事務長代行)、院長夫人コーチング、医療法人運営サポート、医院開業支援など、院長先生の経営のブレーンとして財務と人事の面から健全経営を継続できる環境づくりをサポートいたします。

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