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原聡彦

医療経営指導の専門家

原聡彦(はらとしひこ) / 医業経営コンサルタント

合同会社 MASパートナーズ

コラム

増患にインパクトを与える行動事例vol.31 

2011年1月23日 公開 / 2011年5月15日更新

テーマ:医療経営の処方箋

コラムカテゴリ:ビジネス

弊社のご支援先の実践事例から2回に分けて診療の現場で増患にインパクトを与える行動をお伝えしたいと思います。今回は診療の現場で増患にインパクトを与える行動(パート1)をまとめてみました。

1.診察室でまずは3分間、患者に好きなように話してもらう。
ちゃんと話を聞きますよと言う姿勢が極めて重要です(実際やると3分も話せる人は居ない)。

2.小さな心配や不安も軽く流さない
医師にとって取るに足らない問題でも患者が感じている不安は大きい場合がある。確実に受け止めてきちんと応えることが大切です。

3.何でも言える雰囲気作り
患者さんからは医師は白い鎧をつけているように見え敷居の高い存在です。なにより些細なことでも気軽に相談出来るやさしさや安心感が、次の受診や口コミにつながる。

4.個々の体質や病気や薬に対する考え方を尊重する
どういう治療や検査を希望するかの患者ニーズを捉え、それに対して専門家としての意見を返すと言うスタイルが望ましい。

5.診断結果をはっきり述べる
医療者としての最低条件だが、実際はあまり実行されていないようです。また、治療内容をしっかり伝え、本人の承諾の有無を確認することで治療内容を共有することは言うまでもなく重要ですが、これもあまり実行されていないようです。

増患にインパクトを与える行動とは、いかに患者さんに喜んでもらう行動ができるかだと私は強く思います。

明日は増患にインパクトを与える行動(パート2)をお伝えいたします。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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 合同会社 MASパートナーズ 原 聡彦(hara toshihiko)

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